子育てに必要な「間」
日曜日、霧の中、五色台の山間にある「社会福祉法人 四恩の里」さんへ施設見学に行きました。
ここは児童心理治療施設 若竹学園などを運営しています。
若竹学園には小学校2年生から中学までの子ども達が共に生活をしています。
ここでは「スポーツチャンバラ」をレクリエーションとして取り入れているとのことで、なぜスポーツチャンバラなのか?を聞いてみました。
入所している子どもたちの中にはコミュニケーションが苦手だったり様々な課題を抱えている子どもたちもいます。
子どもたちの中には「間合い」を取るのが苦手な子が多いそうです
人間=まさに人の間と書き「間」はとても大事
離れすぎても関係が築けず手を差し伸べても届かない。近づきすぎても後ずさり。
ちょうどいい間合いを体で感じられるようになるために、また体を思いっきり動かすことで固くなっていたからだとともに心も動き出す、ということをおっしゃっておられました
子育てには「サンマ」(三つの間)が必要だという話はよく聞きます
時間・空間・仲間=子育てのさんま(三間)
たしかに「間」ってとても大事だな、と思いました
スポーツチャンバラ、ユニークな入口だけども子どもたちは楽しみながらいつの間にか「間」をつかんでいくんだろうな、と思うと若竹学園さんの型にハマらない、子どもたちに何が必要か本質だけを見て取り組んでいる姿勢に感銘を受けました
写真は、まさに無になり本質を見極めるために(笑)野田理事長にお願いして体験させていただいた坐禅の様子です。