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サロンdeわははオンライン【長期入院の子どもと家族を支える】を開催します


今日のラジオdeわははは、NPO未来ISSEY代表の吉田さんにご登場いただきました

吉田さんは自らの経験をもとに、県内で長期入院をしている子どもたちそしてそのご家族を支援する活動をされています

そしてこの度休眠預金助成を活用してピアサポートカフェやママの応援グッズの配布をはじめられました
詳細はこちらのサイトからご覧ください

私も初めて聞く話が多く、長期入院することで情報が届きにくく進学をあきらめたり、家族の中でもどちらかの親が付き添いになると、自宅にのこるきょうだい児がいろいろ我慢を強いられたり、先行きの見えない不安や情報不足、学校や施設の連携不足、付き添い等で保護者の仕事の両立ができにくい現実、等々話を聞けば聞くほど胸が詰まります

そこでまずは知らないことを知ることからはじめないと何をすればいいか考えられないよね、ということで早速吉田さんにお願いしてサロンdeわはは(ランチタイムセッション)を開催することになりました

参加無料です

3月2日12時~13時関心のある方はこちらからお申し込みください
Facebookイベントページに飛びます
https://fb.me/e/KKj6X1P0


サロンdeわははオンライン【夜間中学を考える】を開催


昨年1年間コロナで開催できていなかった「サロンdeわはは」
今年はオンラインで開催しようか、と思っていたところ、ちょうど、先月末のニュース菅首相“夜間中学 5年間で全都道府県と政令指定都市に設置を”を発端に、香川県内で夜間中学設立に向けてご尽力されているかねてより敬愛している上野先生のお話を改めて聞いてみたい!と思い、このテーマでオンラインサロンをやろう!と思い立ちました。

上野先生は教誨師(きょうかいし)をされていてそのご経験から、受刑者等の学び直しの場の必要性を痛感、また社会の変化により外国籍の方、不登校など十分小学校に通えなかった方、家庭の事情や病気などで基本的な文字書きそろばんと言われる知識が学べなかった方への学び直しの場づくりを痛感されていらっしゃいます。

学べる喜びを感じ、できることが一つずつ増えることで自分に自信ができ前に向いていこうとする方々の話を聞くと本当に胸が熱くなりました。


当日のサロンには20人近い様々な立場の方が参加してくださり、意見交換などもできとても有意義な時間になりました

サロンの感想は上野先生にお礼と共に以下のようにお伝えしました。そのまま転記します。
=================
夜間中学の必要性を改めて痛感しました。
そして「夜間中学」について教育委員会も前向きに熱心に考えてくれていること、自治体でも独自に調査をしたり前向きなところも現れていること。上野先生はじめ想いを強く活動されている方がいらっしゃること、知らないことも多くて勉強になると同時に
*【夜間中学ができること】がゴールではない。
ということも感じました。
【夜間中学ができる】ことは、まだ社会で学びの機会がなかったために生き辛さを感じている人のファーストステップであって、そこから、社会全体がそういった境遇にある人に関心を持ち温かく共存しようと意識し、社会で困ったことがあれば気持ちよく支え合おうと心から思えること。
企業等経営者等がそういった境遇にある人、学び直しをして社会で再チャレンジしようとしている人の背中を押したい、と思い雇用の門戸を開くこと
働いている人たちが仲間にそういった境遇の方が来られた時にリスペクトしあいながら支え合い共に働こうと感じること
など様々な環境が必要だと思いました。
だからこそ【夜間中学】ができるまでのプロセスももっともっとオープンにして、「こういう境遇の方がいるんだ」「学び直しを喜びに感じ人生の再チャレンジを応援したい」と感じてもらう広く一般の社会・企業の皆さんを増やしていくことも重要だと思いました。
私は自分でできることはあまりに小さく非力ですが、ただ「声がでかい」「空気を読まないからこその巻き込み力はある(自負)」という特性?!があると思っているので(笑)、先生の後ろで先生の理念やお困りの方の状況やお気持ちを社会に発信するお手伝いができればうれしいです。
昨日も本当にありがとうございました
====================

ここに書いた通り、香川県にも総理が言うように5年以内に夜間中学ができるのだとしたら、そこまでのプロセスをいかに社会全体で共有していくか、も夜間中学を必要としている方々にとって必要なことだと思います。

さて、まずは「こんばんは」の映画上映会でも企画してこの機運を高めていこうかな。


サロンdeわはは№20【こどもの生活の現場】開催報告


昨夜は20回目となる「サロンdeわはは」
サロンdeわははは2019年4月にスタートしたわははネット主催の少人数でサロン的に子育てや女性の課題・問題にかかわる様々なテーマをトークゲストをお呼びし様々な業種業態の方々とフランクにディスカッションしながらそれぞれの立場で出来ることを考え行動し社会を変えていくことにつなげたいという思いで実施している「わははネットの夜の部の活動(笑)」です

今回のトークゲストは香川短大の辰巳裕子先生


辰巳先生は保育・社会福祉士の資格をお持ちで救護施設施設で働かれた経験もある「現場大好き」な研究者の先生。そしてダンスの先生でもあり女性としてもとても憧れる人。

今回は辰巳先生が大学のある宇多津町(香川県で唯一少子化ではない自治体)で独自調査を行った「宇多津町で暮らす子育て世帯のニーズと地域支援の在り方」の調査報告を兼ねてそこから見えてきた分析結果などを中心にお話いただきました。


昨夜の参加者は13名
スクールソーシャルワーカーさんや社会福祉協議会でこども食堂を担当されている方、ファミサポの方、児童養護施設で働かれていた方や、これから施設を立ち上げる方、ひとり親家庭支援をされている方、子育て相談業務をしている人、某固い役所で外国にルーツを持つ方の通訳などでも支援をされている方など実に様々な背景を持つ参加者の皆さん。

先生のゲストトークはもちろん、それをフックにして皆さんとのディスカッションもまた学びが多かったです。

サロンの次回以降の開催はコロナの終息を待って企画したいと思いますのでしばらくお休みになりそうです。
またお知らせはわははネットSNS等でおこないますのでウオッチしてくださいね♪


サロンdeわはは№19【発達障がいなどについて学ぶ】


サロンdeわはは№19は、子育て情報誌おやこDEわははでも子どもの発達についてコラムを寄稿くださっている高松市にある、むらかわクリニック村川先生を招いての「発達あれこれ」をテーマに開催しました


村川先生は屋島総合病院で小児科医をされていた時から
発達障がい等を含めた子どもの発達の問題、また保護者や家庭が抱える問題などが気になり、発達障がい児へのアプローチを専門に学び、4年前に独立開業されました

先生からは
学校(通常学級)での担任他先生方から子どもへの接し方についての課題や
薬の効果について
また発達に問題を抱える家族におこるカサンドラ症候群について等のお話がありました


サロンdeわははらしく、昨夜の参加者も多種多様
春から児童デイを事業者として始める方、民間教育現場を統括される方、行政の方、元児童相談所の方、児童デイにて働いている方、子育て支援現場の方、放課後児童クラブ運営されている方など11名の方がご参加くださいました。


この機会を逃してしまった!という方は2月23日にも先生の講演会がありますのでこちらへ!
何やらこちらはプレゼントまであるようで‥(笑)


先生からは発達障がい児を抱える保護者の支援、そして発達障がいを抱えた方の就労支援までは行政支援としてサポートがあるが就労後の支援が手薄(ほとんどない)ことなどの課題もお話されていました。
なるほど。確かにそうですね
働き始めてからの悩みや生きづらさをどこに相談すればいいのか、どんなサポートが必要なのか。

2012年の文科省調査では通常学級の6.5%が発達障がい、高松市の2019年調査では8%以上にその疑いがあるそうです。
ということはかなりの割合ですからサポートをしっかりしていかないと人口減少の時代、発達の凸凹を逆に活かして伸ばして活躍できるステージを創り出す必要がありますね

そういう意味では発達障がいは本人の問題だけでなく取り巻く私たちの問題でもあります


さて一通りのお話を伺った後は会場を隣のお店に移して懇親会
ここでは参加者お一人お一人から感想や質問を受けつつ、賑やかに歓談。
ディープな話をしながらも固いテーマではありましたが笑いの多い懇親になりました。
発達に悩まれる若い保護者に向けてYouTubeチャンネル作ろうか!なんて話題も!!!
実現できないかなあww


参加者それぞれが自分の持ち場で出来ること、トライしてみることも大事です
誰一人取り残すことなく居場所があり、生きづらさを感じない社会づくりに向けて。

次回サロンdeわははは香川短期大学辰巳裕子先生を招いて子どもの貧困問題等も含めてのお話をしていただきます
詳細はこちらから
https://www.facebook.com/events/176381907017614/


報告:サロンdeわはは№18【少女の自己肯定感up】


昨夜はサロンdeわはは№18 少女の自己肯定感を育むためのプロジェクト:ガールスカウトさんとダヴさんが共同開発したFree Being Me~大好きなわたし~のプログラムをガールスカウトさんのご協力で開催しました。


画像をクリックするとプログラムページにとびます

日本の子どもは自己肯定感が低いと言われていて、特に少女は自分の容姿(肌の色や身長、体系、顔立ち、髪質、癖や外見)等に自信がない、と答える子が圧倒的に多い。
今回のプログラムには様々な立場の女性16人が集まってくれました


映像を見たり講義を聞いたりの他にもみんなでワイワイワークショップも楽しい!
「自分の好きなところは?」と質問された時より「嫌いなところは?」と聞かれた方が答えるまでにかかる時間が短い、ということも体感。
そして母親が自分の嫌いなところは子どももその部位に自信がない、というネガティブな連鎖も起きていることにも気づきました。


でも実際「完璧な用紙の女性」の容姿を書き出せるだけ書き出してみたら・・・
*9頭身*身長が高い*肌がきれい*目鼻立ちがくっきり*色が白い*メリハリあるボディ*髪がサラサラ*シミしわがない*まつげが長い*爪が整っている*細い*足が長い*お尻が小さく上向き・・・・出てくる出てくる
でもすべてそろっている「完璧な女性」が実際存在するか・・・なんてありえない!ということも、雑誌や看板のモデル写真がどれくらい加工されているかも映像で見ながら実感!そりゃそうだ!


しかしスマホで盛れるアプリ?!を使って本当の自分なのか加工後の自分なのか分からない感じにもなっていますが、でも「あなたはあなたのままがいい」私はあなたそのものが好きよ。というメッセージを送り続けることで自分の内面に自信を持って自分以外の人から何を言われてもブレずに生きて欲しい、そうすることが自己実現への大きな第一歩なのだから。というメッセージを受け止めました。

人目に左右されて自信を無くし自分のやりたいことを諦めないといけない人生なんてナンセンス!