Copyright c npo-wahaha.net

メニュー

ページのトップに戻る

お問い合わせ

寄付で応援

讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

サロンdeわはは№19【発達障がいなどについて学ぶ】


サロンdeわはは№19は、子育て情報誌おやこDEわははでも子どもの発達についてコラムを寄稿くださっている高松市にある、むらかわクリニック村川先生を招いての「発達あれこれ」をテーマに開催しました


村川先生は屋島総合病院で小児科医をされていた時から
発達障がい等を含めた子どもの発達の問題、また保護者や家庭が抱える問題などが気になり、発達障がい児へのアプローチを専門に学び、4年前に独立開業されました

先生からは
学校(通常学級)での担任他先生方から子どもへの接し方についての課題や
薬の効果について
また発達に問題を抱える家族におこるカサンドラ症候群について等のお話がありました


サロンdeわははらしく、昨夜の参加者も多種多様
春から児童デイを事業者として始める方、民間教育現場を統括される方、行政の方、元児童相談所の方、児童デイにて働いている方、子育て支援現場の方、放課後児童クラブ運営されている方など11名の方がご参加くださいました。


この機会を逃してしまった!という方は2月23日にも先生の講演会がありますのでこちらへ!
何やらこちらはプレゼントまであるようで‥(笑)


先生からは発達障がい児を抱える保護者の支援、そして発達障がいを抱えた方の就労支援までは行政支援としてサポートがあるが就労後の支援が手薄(ほとんどない)ことなどの課題もお話されていました。
なるほど。確かにそうですね
働き始めてからの悩みや生きづらさをどこに相談すればいいのか、どんなサポートが必要なのか。

2012年の文科省調査では通常学級の6.5%が発達障がい、高松市の2019年調査では8%以上にその疑いがあるそうです。
ということはかなりの割合ですからサポートをしっかりしていかないと人口減少の時代、発達の凸凹を逆に活かして伸ばして活躍できるステージを創り出す必要がありますね

そういう意味では発達障がいは本人の問題だけでなく取り巻く私たちの問題でもあります


さて一通りのお話を伺った後は会場を隣のお店に移して懇親会
ここでは参加者お一人お一人から感想や質問を受けつつ、賑やかに歓談。
ディープな話をしながらも固いテーマではありましたが笑いの多い懇親になりました。
発達に悩まれる若い保護者に向けてYouTubeチャンネル作ろうか!なんて話題も!!!
実現できないかなあww


参加者それぞれが自分の持ち場で出来ること、トライしてみることも大事です
誰一人取り残すことなく居場所があり、生きづらさを感じない社会づくりに向けて。

次回サロンdeわははは香川短期大学辰巳裕子先生を招いて子どもの貧困問題等も含めてのお話をしていただきます
詳細はこちらから
https://www.facebook.com/events/176381907017614/