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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

いつか参加したい朝礼が…


【毎朝の萌えポイント】

朝8時、すでに汗ばむ気温の中、工事車両のカギが差し込まれ大きなエンジン音が鳴り始めます。

事務所の目の前の工事現場。
ここに高松丸亀町の大型駐車場が年内に完成し、そして来春この1階部分に讃岐おもちゃ美術館が入居予定。

この現場を毎日勝手現場監督気取りで眺めていますが、工事に携わる方々がこの暑さの中ヘルメットに作業服・安全帯で毎日7時50分集合、朝礼、8時になると燦燦轟々作業の場に着くこの風景を見るのが胸キュン。

ヘルメットに安全帯、つまり危険と隣り合わせの工事作業。
『今日もご安全に』と祈りつつエアコンの中で仕事をする自分に罪悪感。(ギリギリまでエアコンつけず窓を開けて現場音と共に仕事だ!)

ーーーしかし朝礼フェチの私。

いつかこの朝礼に混ぜてもらえないものかとマイヘルメットをネット検索したりして…
いや命がけの作業現場。ふざけた私が入ってはなりませぬ。なりませぬ。
少し離れたところから安全を祈りながら、「皆さんが作ってくれるこの施設は子どもたちの笑顔の花畑になるからね!」と小さくつぶやく朝でした。


木は新月に切るとよい


今日は東かがわ市五名にあるふるさとの家にて林業を生業にしている木村さんにお会いしに行ってきました

雨の降る森のそばでの打ち合わせはとてもすがすがしく朝からとてもいい出会いと打ち合わせができました


日本一面積の狭い香川県、しかも平地が多く森林部分が地図上で見てもわずかに塩江やまんのうに見られる程度、県産の材木をまとまって量集めるのは少し難しいのではないかしら、なんて心配していましたが、まずおもちゃ美術館に使う広葉樹について尋ねると…

こなら、なし、くぬぎ、ほお、くり、さくら、りょうぶ、けやき、くるみ、えんじゅ…あるあるある!


打ち合わせをした五名ふるさとの家の建物もすべて近隣の木材から作られた建物
一角にはキッズのコーナーもあり琉球畳が敷かれとってもいい雰囲気。

朝はモーニングもしていてご近所の方々なのか続々と食べに来ていましたよ


讃岐おもちゃ美術館のプロデューサーでありデザイナーである砂田さんも打ち合わせに力が入ります!

森の木を切るならタイミングは今じゃない。
木を切るタイミングがあって「木が眠っている」時つまり冬がはじまる時期に切らないと。と打ち合わせに私も耳をダンボに。
冬が始まる11月ごろの下弦の月から新月に至る1週間程の期間に伐採された木は、最高の「新月の木」になるんだって!

まだまだ知らないことたくさん!
木と話をしながら森で仕事をしている木村さん、カッコいいです!


讃岐おもちゃ美術館の旅(醤油桶をアレンジ?)


今日も讃岐おもちゃ美術館プロデューサーの砂田さんと打ち合わせ等。

実は小豆島のヤマロク醤油さんに醤油の桶を観に行ってきたのですが、実は高松市内のお茶の先生のご自宅に醤油の桶があるよ・・・・と聞いて行ってきました


桶の中ではとっても素敵な先生がおもちゃ美術館の話をワクワクしながら聞いてくださり
お煎茶を入れてくださいました。とっても甘くておいしかった~

讃岐おもちゃ美術館ができたらぜひお茶をたてに行かせてね!ってお約束までいただき感激!楽しみです


讃岐おもちゃ美術館でやりたいワークショップ


今日は香川県立ミュージアムにてボランティアさん主催の奉公さんを作るワークショップに参加。

奉公さんは香川の郷土民芸玩具で張り子で作られています。
モデルは「おまきさん」
***昔高松藩生駒のお殿様のお姫さまのに仕えていたおマキという女の子が重い病気にかかった姫さまの身代わりに、お姫さまの病を身に移しうけお姫さまが全快されるようにひたすら祈願をこめて、海のかなたの離れ島に流し人となり、短い一生をおえました。***というお話から来ています。


ワークショップでは5人グループで互いに教え合いっこしながら、まずは粘土で土台を作り、その上に和紙を張り、乾いたら背中を割いて粘土からはがして、ロウを塗り、その上に色を重ねていきます。
手間暇かかる工程ですが、おマキさんをイメージしながら作ることができました。
手を動かしている間は口も動く(笑)なので初めてあった人ともとても親しくなり、楽しい時間でした

讃岐おもちゃ美術館ができたら、こうしたワークショップも定期的に開催したいなあ


讃岐おもちゃ美術館設立に向けて

9月26日讃岐おもちゃ美術館設立に向けての第一歩を公式に踏み出しました。

まずはキックオフとして、これまで2年に渡り高松丸亀町商店街さんで実施してきた
木育キャラバンをボランティアで支えそして研修をしっかり受けていたただいた40名の方を
正式に「おもちゃ学芸員」として認定することがこの日のメインイベント。


高松市中心部にできることもあり、高松市大西市長も大変感心を寄せてくださり、この日は2時間ずっと最前列で話を聞いてくださいました。
冒頭のご挨拶も力強い声援をいただきました


そして次なるご挨拶は高松丸亀町商店街古川理事長
商売するだけでなく様々な人が交流し居場所となる商店街を目指されていて、今回のおもちゃ美術館の構想も「こんなのがまちなかにあるといいな」という古川理事長の大きな言葉に背中を押されたことがきっかけでしたのでご挨拶いただきました


まずはこの企画を全面的に支援してくれている東京おもちゃ美術館多田館長からご講演をいただきました。

子どもが育つには
*時間
*空間
*仲間の
3つの「間」が必要
揃うと「世間」という間が出来、世間というコミュニティの中で子どもたちは「人”間”」”になる。
と5つの間のお話をしてただきました
そして初めて人間が出会うアートはおもちゃなのだ、とも。

全国にひろがる姉妹おもちゃ美術館のそれぞれの地域性やストーリーを語り、高松への期待もお話いただきました


そしていよいよパネルディスカッション。

この日司会進行からずっと出ずっぱりでお願いしているわははネット理事の森田さん。
絶対いつもの短パンビーサンで来るかと思ったらまさかのスーツ!(今年初のネクタイとかwww)
いくつもの企業経営、そして環境のための地域活動等多方面に渡り活動的な森田さんにリードいただき
一緒におもちゃ美術館を作っていくデザイン事務所㈱tao.(IKUNAS)の久保月さんと、わはは中橋と、そして東京おもちゃ美術館スタッフで香川担当をしてくれている吉原さんの4人で、どんなおもちゃ美術館にしたいのかを語りました

子どもたちのよりどころに
香川の匠の技を親子が身近に感じられる場所に
多世代の人たちが子どもたちを見守り交流できる場に
香川の自然を歴史を伝統を感じながら豊かな体験ができる場所に

そんな場所になればいいな、と思います


担当の吉原さんも香川の匠たちをあちこち回ってくれてすっかり讃岐にめちゃくちゃ詳しくなっています
県外の方がこれほど香川を愛してくれると本当にうれしいです。

これからのスケジュールなどをお伝えしながら
いよいよこれから皆さんの声をどんどん取り入れて市民立のおもちゃ美術館にしたいです