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理事長ブログ

第一回香川県食品ロス削減推進協議会に出席してきました


この子…誰だかご存知ですか~(笑)

香川県の食品ロス対策のシンボルゆるキャラのたるるちゃんです。
昨年この「たるる」ちゃんのキャラ選考にも関わらせていただきましたがよく見るとご飯とお箸を持ち頭には魚野菜肉果物などを乗せています。
足るを知り足るだけ食べて残さないように・・・という想いを込めて(たぶん)「たるる」という可愛い名前になっています

なんでって…

食品ロスの現状は事業系食品ロスは年間328万トン、(規格外、返品、売れ残り、作りすぎ、食べ残し)
家庭系食品ロスは284万トン(食べ残し、過剰除去、直接廃棄)もあるのです。

食品ロス削減のためには県民一人一人がこの問題を「他人事」ではなく「我がこと」として捉え理解するだけにとどまらず行動に移すことが必要!ということで香川県食品ロス削減推進計画というのを今年度策定予定なのです。

もちろんこれは香川県だけの問題ではなく日本全体の問題
今年3月には「食品ロスの削減の推進に関する基本的な方針」というのが閣議決定されています


これまで香川県も食品ロス削減のためのスマートフードライフの普及啓発等「啓発」が主になっていましたが、もっと踏み込んだ施策が必要ではないか。と思っています

また飲食店などで出る食べ残しを防ぐために「30.10運動」を推進していますが(知ってますか?食事会が始まって最初の30分と最後の10分はしっかり食べる時間にして食べ残しを出さないようにしましょうっていう啓発です)そもそも食べずに名刺交換ばっかりしてるような食事を伴う会合ってネクタイしている方々の方が多いし経済団体等に浸透させた方がいいと思うのでターゲット絞った啓発も必要かと思ったり。

そして家庭では例えば買い物に行く前に冷蔵庫の写真を撮ってから行くとか、(そもそも冷蔵庫の整理をしておくことが前提)せっかく買い物袋を持参することで意識が少しゴミ出さないに向いているタイミングで生ごみも出さない、無駄な買い物して賞味期限切らして捨てちゃうなんてことないように、とか行動に移すポイント責めた取り組みしたいなあ。

さて今日の会議は主催が廃棄物対策課だったからか委員名札のケースがかがわのヒノキでできたものでした
初めて見た~~~(笑)


香川県子ども・子育て支援会議に出席してきました


今年度から第二期がはじまっている香川県健やか子ども支援計画
ご存知ですか?
こちらから見ることができます


そして今日はこの計画がきちんと進んでいるかどうかの確認も含めた「子ども子育て支援会議」がありました。
計画策定年度は頻回に開催される会議も一旦計画ができると(5か年計画なので)そこからは年に1~2回しか開催されません
その分、チェックは大事なので会議資料はくまなく事前に目を通し付箋貼りまくりで臨む私。
今回は疑問点などは事前に担当者にメールで伝える周到さ(笑)我ながら本気度高すぎる会議委員だ。

特に待機児童数や不登校児童生徒の数など目標値に及ばない「D」評価のものだけでなく「A」評価のものについてもその内訳や実態について確認し、また計画策定当時予想もできなかった今回のコロナの事態の中での子育て家庭への必要な支援(具体的にはオンラインを活用した相談や検診に代わるものなど)が出来ないかという提案などかなり具体的に意見をしました。

子どもについてだけでなく男性・女性の働き方や、安全確保などのハード面等多岐にわたる計画ではありますが公助として行政がやるべきことをウオッチしつつ、共助で出来る部分をしっかり担っていきたいとも思っています。


めぐるめぐる子育て支援


「濃厚接触したらいかんで!(笑)」
・・・でも止められないのねエ~

本日、香川大学付属坂出中学校の生徒4名がテーマ別総合学習で高松のわははひろばの来訪。

すごく調べ学習をしていて少子化対策子育て支援のついて色々施策を調べる中で高松市の子育て支援が進んでいるらしい、わははネットに聞けばいいらしい、ここでは赤ちゃんとも触れ合えママの話も聞けるらしい…と、すでに事前に調べたレポートなどをたんまり持って、やってきました。


中1~3年と学年もバラバラ、男子1女子3と複合チームですがみんな勉強熱心。
スタッフにあれこれ取材している時ーー

「私小さい時にわははひろばに遊びに行ってたって母が言ってました」と!!


おお?!

2F事務所で仕事中のコーディネイターひろみを呼び寄せたら~

「キャー―!!〇〇ちゃん!おっきくなって~。」

そう12年前コーディネイターひろみが0歳から関わって2歳で子育てひろばではじめての「卒ひろば」を見送った子だった!
わははひろば坂出が好きすぎて「ひろばに通えなくなるならもう一人子どもを妊娠したい」と言っていたというママもお元気だそうで。。。

緊張した顔から、いっきに「こどもの顔」になった中学生を見ると、思春期でもこうして幼い頃を知ってる人たちが身近にいることで、心の居場所ができるんだろうな、って思いました。

またいつでも遊びに来てね~~!


蛇口をひねる


今日は東かがわ市にある丹生こども園の保護者向け講演会に行ってきました

コロナで講座やセミナーがことごとく延期・中止になっているので保護者向けの対面での講座も久しぶり
丹生こども園さんは園舎もかなりレトロで(市内でもかなり古い歴史のある園だそうで)なんだかなつかしさにキュンキュン!しかもお昼寝時間だったので講演会場(遊戯室)までの廊下から並んでお昼寝している様子が見えてさらにキュンキュン!!(笑)
しかしお昼寝している横で先生方は記録を書いていたり寝てる子を見ながら手を休めず本当に保育士さんには頭が下がる…

さて、廊下にある子どもの手洗い。

最近コロナでさらに「自動水栓」の普及が進んでいると聞きますが
新しい建物は自動水栓、少し前のはレバー式水栓が多い中・・・
この蛇口は通常横にひねるよりさらにハードルの高い「縦ひねり型」!!

いやあ、感動です。

実はひねる動作が苦手になっている子供が増えているなあと感じてる今日この頃
ってか自分自身もひねる力が弱まってる(老化⁈)なと感じることもあるのだけれど
確かに水筒もボタンでポンと開くし水道蛇口もひねる物は減ってきてるし日常生活に「ひねる動作」があまりない

同じくトイレも様式でしゃがむ動作も減ったし、(何なら流すときも自動だったり)

雑巾を絞るとか、いろいろな動作や作業が便利になり簡略化されてきて、普段やらないと「どうすればいいの?」ってできなくなることが増えてきて…

あえてこの縦型のひねる水栓!新鮮でいいね!っておもっちゃいました。

アウトドアや避難暮らし等いろいろなシーンで困らないよう体験を重ねる意味でもこうした経験ができる園ってむしろ素敵です!


子どもの精神的幸福度ワーストの日本…


なんということでしょう!

ユニセフが一昨日出した先進・新興国38カ国に住む子どもの幸福度を調査したレポートこちらによると日本の子どもは生活満足度の低さ、自殺率の高さから「精神的な幸福度」が37位と最低レベルだったとのこと!
「身体的健康」では1位なのに…?!
身体は健康なのに精神的には幸せ感がない…ものすごくバランス悪くないですか⁈
世界的にみると日本の子供は経済的は比較的恵まれているが、学校のいじめや家庭内の不和などを理由に幸福を感じていない実態が明らかになった。と報道されています。
しかも…コロナでさらに子どもたちの幸福度は悪化する可能性が示唆されています。

ユニセフのレポートでは、子どもの幸福度を改善するために以下のことを求めています。
・・・・・・・・・・・・
所得格差と貧困を減らすために確固とした行動をとり、すべての子どもが必要な資源にアクセスできるようにする
子ども・若者のためのメンタルヘルスのサービスに関する深刻な格差を是正する
仕事と家庭のバランスを改善し、特に、質が高く柔軟で安価な乳幼児保育へのアクセスを改善するため、子育て支援策を拡充する
はしかの予防接種率の最近の低下を逆転させることを含め、予防可能な病気から子どもを守るための策を強化する
子どものいる家庭を支援するCOVID-19関連の政策を改善し、子どもの幸福度を支える予算が緊縮財政措置から守られるようにする
・・・・・・・・・・・・・


政府として取り組むべきことが中心かもしれませんが私たち地域の子育て支援団体としても取り組めることがあるはずです。

特に精神的幸福度を上げるための「生活満足度をあげるためには何ができるか?」「自ら命を絶とうとする子どもたちにできることは無いのか」世界の子ども達となぜこんなに差が出てしまうのだろうか。

要因や背景について、身近なシーンでも想定して動けることを動いていかなければ。と思います