木は新月に切るとよい
日本一面積の狭い香川県、しかも平地が多く森林部分が地図上で見てもわずかに塩江やまんのうに見られる程度、県産の材木をまとまって量集めるのは少し難しいのではないかしら、なんて心配していましたが、まずおもちゃ美術館に使う広葉樹について尋ねると…
こなら、なし、くぬぎ、ほお、くり、さくら、りょうぶ、けやき、くるみ、えんじゅ…あるあるある!
打ち合わせをした五名ふるさとの家の建物もすべて近隣の木材から作られた建物
一角にはキッズのコーナーもあり琉球畳が敷かれとってもいい雰囲気。
朝はモーニングもしていてご近所の方々なのか続々と食べに来ていましたよ
讃岐おもちゃ美術館のプロデューサーでありデザイナーである砂田さんも打ち合わせに力が入ります!
森の木を切るならタイミングは今じゃない。
木を切るタイミングがあって「木が眠っている」時つまり冬がはじまる時期に切らないと。と打ち合わせに私も耳をダンボに。
冬が始まる11月ごろの下弦の月から新月に至る1週間程の期間に伐採された木は、最高の「新月の木」になるんだって!
まだまだ知らないことたくさん!
木と話をしながら森で仕事をしている木村さん、カッコいいです!
地元の銘酒西野金陵さんへ
貴重なかつて金陵さんの酒造りで活躍していたお道具たち。
今作ろうと思っても作れるものではありません
何に使っていたのかな?それすら分からない道具もあります
想像してみるだけでも楽しい
会社の入り口に飾られた酒林(杉玉)についてもお話を聞かせてくれました
杉玉とは、スギの葉集めてボール状にした物。
日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たよ~というお知らせでもあり、この色が少しずつ茶色になってくるとお酒がおいしく醸されてきたよ、っていうお知らせにもなっていたそう
お酒の神様が宿っていたんだね。
日本には素敵な文化がたくさんあるなあ。
今夜は金陵産の日本酒飲みながら復習だ(笑)
ものづくり・工芸を大切にしている県なんだ
今日は香川県立高松工芸高等学校へお邪魔
さすが工芸高校とあって校内いたるところに芸術作品が。
しかし地元の私は県立の工芸高校があるのが「当たりまえ」に思っていたけれど
実は県立(つまり県費で工芸に携わる人材育成をしている)の工芸高校があるのは
全国に7県8校のみ!
香川県がどれほど工芸を大事にしているか、がこれだけでも伝わります
そんなものづくりを大切にする県でおもちゃ美術館をはじめる。是非高校ともコラボしたいな、そんなお打ち合わせでワクワクした一日になりました
ちなみに全国の工芸高校はこちら↓
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北海道おといねっぷ美術工芸高等学校 北海道中川郡音威子府村
東京都立工芸高等学校 東京都文京区
富山県立高岡工芸高等学校 富山県高岡市
名古屋市立工芸高等学校 愛知県名古屋市東区
京都市立銅駝美術工芸高等学校 京都府京都市中京区
大阪市立工芸高等学校 大阪府大阪市阿倍野区
大阪市立第二工芸高等学校 大阪府大阪市阿倍野区
香川県立高松工芸高等学校 香川県高松市
第21回通常総会無事修了
今日は午前中、三豊市でチャイルドハウスみとよさん、田井民芸さんで張り子の虎の制作風景などを拝見させていただき、午後からわははネットの通常総会。夜は理事をしているNPO法人岡山NPOセンターの総会。ダブル総会でした(笑)
40会員中29会員出席、委任状8で37会員数で開催でした
コロナ禍ということで今年も昨年に続きオンライン開催。(一部事務局からJOIN)
今年は事務所の引っ越し、おもちゃ美術館のオープンに向けた準備など盛りだくさん。
皆さんに承認され、「さあ!がんばれ!」って感じです。
発奮していきましょ~~!