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理事長ブログ

【ひとり親家庭サポートネット】をご存知ですか

クリックするとサイトが開きます


今日、息子(大学2年)の学費を振り込んできました。
あ、部費も別に請求書が来たのでそれも…。
今朝の新聞は幼児教育無償化の法案が通ったってことでしたが、まあ大学になると額の桁が違います。

さてわははネットでは、高松市から委託を受け、ひとり親家庭サポート事業を行っています
主にサイトの運営(必要な情報提供)やひとり親家庭サポートブックの製作ですが、サイトにはメール相談も受け付けており、必要な相談を市役所を通じて回答しています。(回答は市の専門相談員さんです)

年度末からこの時期にかけては、やはりお子さんの就学、就園等にかかる費用負担等でのお悩みが増えます。

共働きでも大変なのにひとりで子育てしながら、子育てにかかるお金を工面するのは本当に大変だと思います。

抱え込まず必要な支援が受けられるよう相談してほしいですね。
窓口でも、電話相談も、そしてメール相談もあります。
またご家族や、お友達、子育てひろばやコーディネイターなど相談したり頼れるところは積極的に頼ってくださいね。


わははヒストリー:はじめての受託事業「子連れ父ちゃんはじめてのおつかい」


今日は、坂出市から指定管理を受けて運営している「まろっ子ひろば」に市役所新入社員18名がバスに乗って研修に来ました!娘の同級生のスーツ着てメモなんか取りながら私の話を聞いててなんだか笑える~~。

まろっ子ひろばはじめ子育てひろばや研修やイベントなど行政からの受託事業も数多関わらせていただいていますが振り返ってみると、初めての行政受託事業は17年前。
2002年度に文部科学省から受託した「0歳からのジェンダー教育推進事業」という枠組みの中で「子連れ父ちゃんはじめてのおつかい」という事業を実施。
申請書の書き方から、企画書、スケジュール、予算立て、、、何もかも初めての中で実施しましたが、なんせ当時は男女共同参画という名のもと実施される講演会にも参加者は”エルダーの女性”が大半。
少ない男性。少ない若者。これじゃ伝えたい人に伝わらんじゃん!ってことで、子育てパパを対象に商店街をパパと子どもだけで半日お買い物しながら過ごす様子をビデオプログラムにするという企画。

トイレでおむつ替えしようにも男性用トイレにおむつ替えシートがない!と慌てつつ、パパ同士が連携して見張りを立てて無人の女性トイレに入りおむつを替える(でも履かせたおむつは前後逆)
あっちこっちに寄り道する子どもの歩くペースがつかめずクラクラするパパ。
うどん屋ランチで、靴を履かせたまま座敷にあがったり、長いうどんをそのまますすらせのどに詰めたりテンヤワンヤ。
しかし悲壮感というより笑いが出ちゃう演出でこの時のビデオは(まだDVDではなかった)全国の男女共同参画センターの教材にもなりました(笑)

参加者の中には、地元四国新聞、朝日、読売、毎日の若手記者もいて(取材は子連れで参加できる人以外アウト!という変なプレスリリースをしていたので皆さんベビーカーを押しての困惑取材でしたwww)翌日の紙面は全紙大きく取り上げてくれました。(おむつ替えシートが男性用トイレにない不便や、ベビーカーを押して商店街を歩くと自転車がこんなに危ない、とか、父親自らがたくさんの発見があったようです)

秀逸なのは、この朝日新聞の記者。ヘトヘトになりながら紙面で「妻へ」と懺悔の手紙まで掲載(笑)

この事業は話題性もあり大成功。

今までにない発想で子育て支援や街づくりに切り込むわははネットの活動の最初の一歩でした。

今日、研修に来てくれた新人行政マンもこれまでの固定概念に縛られず楽しみながらいろんなことにチャレンジしてほしい!(^^)!


イクメンがあるのになぜないイクママは(丸亀市 川柳より)

そのほかの川柳も↑クリックすると見れますよ


かれこれ10年以上に渡り丸亀市さんの男女共同参画審議会委員をさせていただいてます。
丸亀市は早くから男女共同参画都市宣言もされていますが市町合併でその温度差を埋めるためにもさらに力を入れて取り組みを進めていますね。

さてそんな中で一昨年度に続き昨年度も市民募集していた男女共同参画川柳。

最優秀賞は「ありがとう それより聞きたい 俺やるよ」
なるほど~~~

で、私がしみじみしたのは
優秀賞に選ばれた「イクメンはあるのになぜない イクママは」

深い~~~

わざわざ「それ」を表現するためにできた言葉って「それ」自体がレアだから。だよね。

「女医」という言葉はあっても「男医」はない(医者が男は普通?)
「愛妻家」はあっても「愛夫家」はない(夫を愛してる妻は普通?)
「イクメン」はあっても「イクママ」はない(育児するママは普通?)

確かにひっかかるううう~~
私も前々から思っていたのでこの川柳を見たときは膝をポンと叩いてしまったよ~

今日はそんな丸亀市でNPO法人さぬきっずコムシアターさんをお借りして「かがわ子育てひろば連絡協議会」のメンバーと妊娠期からプレパパ・ママが広場を利用してくれるといいね、という打ち合わせ。
そんなプロジェクトを今年度仕掛けていきますよ~
妊娠期からパパのかかわりも伝えられたらな、って思います!(^^)!


新年度はじまる!【令和版 働き方改革について⁈】

クリックすると開きます


エイプリルフールなのでこっそりつぶやきますが
「週に3回はブログ更新‥‥したいです」(笑)
こんな私ですが今年度もよろしくお願いします。

さて昨日、香川県さんのホームページにアップされましたが、昨年度わははネットが受託し、実施した働き方改革事業の成果報告リーフレットが完成しました。

昨年度県内以下5社さんに働き方改革モデル企業サポートとして専門家の先生と一緒に足しげく通わせていただきました
*アイ・ディー・エム様(老人福祉・介護系)
*きむら様(小売業:スーパー)
*ゴーフィールド様(情報通信業 ホームページ制作等)
*ウエストフードプランニング様(飲食業 こだわり麺や)
*医療法人 誠弘会様(サンシャイン歯科他)

様々な切り口で残業削減、仕事効率化、人材育成、意識改革等々が進み短期間のかかわりでしたが一定の成果が出せたのではないかと思います
何より印象的なのは、社員の皆さんがやらされている感ではなく(コンサル当初は戸惑いの方が大きい表情でしたが)後半はイキイキと表情が変わってきているのが分かるほどでした。

昨年度の取り組みを通して「働き方改革」が政府の旗振りによるものではなく、必要に迫られた消極的理由ではなく、経営者も社員も「幸せになるために」積極的に取り組みたい!と思い自ら改革に乗り出す、、、そんな令和の時代の幕が開けるといいなあ、と願わずにいられません。


子育てに必要な「間」


日曜日、霧の中、五色台の山間にある「社会福祉法人 四恩の里」さんへ施設見学に行きました。
ここは児童心理治療施設 若竹学園などを運営しています。
若竹学園には小学校2年生から中学までの子ども達が共に生活をしています。
ここでは「スポーツチャンバラ」をレクリエーションとして取り入れているとのことで、なぜスポーツチャンバラなのか?を聞いてみました。

入所している子どもたちの中にはコミュニケーションが苦手だったり様々な課題を抱えている子どもたちもいます。
子どもたちの中には「間合い」を取るのが苦手な子が多いそうです
人間=まさに人の間と書き「間」はとても大事
離れすぎても関係が築けず手を差し伸べても届かない。近づきすぎても後ずさり。
ちょうどいい間合いを体で感じられるようになるために、また体を思いっきり動かすことで固くなっていたからだとともに心も動き出す、ということをおっしゃっておられました

子育てには「サンマ」(三つの間)が必要だという話はよく聞きます
時間・空間・仲間=子育てのさんま(三間)

たしかに「間」ってとても大事だな、と思いました

スポーツチャンバラ、ユニークな入口だけども子どもたちは楽しみながらいつの間にか「間」をつかんでいくんだろうな、と思うと若竹学園さんの型にハマらない、子どもたちに何が必要か本質だけを見て取り組んでいる姿勢に感銘を受けました

写真は、まさに無になり本質を見極めるために(笑)野田理事長にお願いして体験させていただいた坐禅の様子です。