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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

桜の下で思ったこと。(来たる10連休へ向けて)


桜満開の週末はまさにお花見日和でしたね。
子どもたちが新入園・入学・進級するご家庭の皆さんは家族でお花見を兼ねたお祝会をされた家庭も多いかもしれませんね。

さて、私は香川県内(17自治体中11自治体がファミサポを実施)で実施している全てのファミサポさんでアドバイザーとして関わらせていただき、まかせて会員さんというお子さんをお預かりしてくれる会員さんの養成講座も担当させていただいています。

たかまつファミサポで10連休のファミサポ利用についての諸注意(利用者増が見込まれるので早目の登録準備を)が掲載されていました。

そう、今年の大型連休は新天皇即位のお祝などもありカレンダーは10連休。
長期休暇(夏休み冬休み等)と違い、日祝にあたるので保育園も学童保育もお休みのところがほとんどになりますね。
で、保護者の方はみなお仕事も10連休になる人ばかりかというと、そうでもない。
だってほとんどのお店やスーパーも病院も介護施設も営業しているし、非正規雇用等で経済的にギリギリで頑張っているご家庭だと10日も休むと家計に影響するケースだってあるし。

また被虐待児にとっての長期休みが、本当に厳しい状況であることも見えて来ていて、
「わ~い!10連休!家族旅行だ!やっほ~!」な家庭ばかりではないことを、まずは私たちは意識しなければ。と思っています。

桜の木の下で満面の笑顔でお花見をしている家族を見ながら、子どもが休みの週末にお花見に行きたくても行けないご家庭があることも意識しながら「じゃあ、何ができるのか」そんなことを考える春の空の下でした。

今年も6月から県内各自治体のファミサポで「まかせて会員養成講座」がはじまります
市の広報やHP等でももうすぐお知らせがはじまります。
保育施設等がお休みの日や時間帯に地域の子どもたちをちょっと預かる、そんな力の発揮の仕方もあるかもしれませんね。

県内各所のファミサポの問い合わせはこちらから。


職場と子どもと。近くていい関係でいたいね。


わはは事務所には春休み小学生キッズたち数名が母と一緒に”通勤”してきてました。
わははネットのクレドに紐づく行動指針の中に「仲間の子どもは自分の子どもと同じように接する」という項目がありますが、スタッフは子どもたちに特別に優しく接するでもなく、もちろん邪見にするわけでもなくごくごく自然に「放置」してます(笑)

子どもたちは宿題持ってきたり、ホワイトボードに落書きしたり、折り紙したり、ひろばで赤ちゃんのお世話をしたりと好きなように過ごし、時々私が「コーヒー飲みたい!」とか「お腹すいた!」とか言うとコーヒー淹れてくれたりおつかいしてきてくれたり、、、となかなか役にも立ちました。
お互い遠慮も特別な気遣いもなくごくごく「自然」で。
そんな感じが居心地がいいのか、お留守番もできる年齢なのに毎日ご機嫌に通勤してきます。

今日は工夫を凝らして、手作りお薬をプレゼントしてくれました。(中身はグミとかラムネとか‥ww)

そんなキッズたちも来週からは新学期。事務所への通勤はしばらくお休み。

帰りに上目遣いで「寂しいよ~来週も来たいよ~」とか本気で言われると・・・こっちまでグッときちゃう。

ここからは仕事の領域、とか、ここからは家庭の領域、とか明確に線引きするのではなく、それぞれがストレスを感じないのなら、そして周りがそれを許す環境なら、「働く」の近くに「子育て」があってもいいと思います。というかむしろ、あったほうがいいと思います。
・・・なので、こんな働くスタイルを特別ではなくあらゆる業態でも少しずつできるようになるといいなあ、と思った次第。

ああ春休みも今日で終わりか。
一番寂しくなるのは私かなあ~~。お薬のんで元気出そう(笑)



【ひとり親家庭サポートネット】をご存知ですか

クリックするとサイトが開きます


今日、息子(大学2年)の学費を振り込んできました。
あ、部費も別に請求書が来たのでそれも…。
今朝の新聞は幼児教育無償化の法案が通ったってことでしたが、まあ大学になると額の桁が違います。

さてわははネットでは、高松市から委託を受け、ひとり親家庭サポート事業を行っています
主にサイトの運営(必要な情報提供)やひとり親家庭サポートブックの製作ですが、サイトにはメール相談も受け付けており、必要な相談を市役所を通じて回答しています。(回答は市の専門相談員さんです)

年度末からこの時期にかけては、やはりお子さんの就学、就園等にかかる費用負担等でのお悩みが増えます。

共働きでも大変なのにひとりで子育てしながら、子育てにかかるお金を工面するのは本当に大変だと思います。

抱え込まず必要な支援が受けられるよう相談してほしいですね。
窓口でも、電話相談も、そしてメール相談もあります。
またご家族や、お友達、子育てひろばやコーディネイターなど相談したり頼れるところは積極的に頼ってくださいね。


わははヒストリー:はじめての受託事業「子連れ父ちゃんはじめてのおつかい」


今日は、坂出市から指定管理を受けて運営している「まろっ子ひろば」に市役所新入社員18名がバスに乗って研修に来ました!娘の同級生のスーツ着てメモなんか取りながら私の話を聞いててなんだか笑える~~。

まろっ子ひろばはじめ子育てひろばや研修やイベントなど行政からの受託事業も数多関わらせていただいていますが振り返ってみると、初めての行政受託事業は17年前。
2002年度に文部科学省から受託した「0歳からのジェンダー教育推進事業」という枠組みの中で「子連れ父ちゃんはじめてのおつかい」という事業を実施。
申請書の書き方から、企画書、スケジュール、予算立て、、、何もかも初めての中で実施しましたが、なんせ当時は男女共同参画という名のもと実施される講演会にも参加者は”エルダーの女性”が大半。
少ない男性。少ない若者。これじゃ伝えたい人に伝わらんじゃん!ってことで、子育てパパを対象に商店街をパパと子どもだけで半日お買い物しながら過ごす様子をビデオプログラムにするという企画。

トイレでおむつ替えしようにも男性用トイレにおむつ替えシートがない!と慌てつつ、パパ同士が連携して見張りを立てて無人の女性トイレに入りおむつを替える(でも履かせたおむつは前後逆)
あっちこっちに寄り道する子どもの歩くペースがつかめずクラクラするパパ。
うどん屋ランチで、靴を履かせたまま座敷にあがったり、長いうどんをそのまますすらせのどに詰めたりテンヤワンヤ。
しかし悲壮感というより笑いが出ちゃう演出でこの時のビデオは(まだDVDではなかった)全国の男女共同参画センターの教材にもなりました(笑)

参加者の中には、地元四国新聞、朝日、読売、毎日の若手記者もいて(取材は子連れで参加できる人以外アウト!という変なプレスリリースをしていたので皆さんベビーカーを押しての困惑取材でしたwww)翌日の紙面は全紙大きく取り上げてくれました。(おむつ替えシートが男性用トイレにない不便や、ベビーカーを押して商店街を歩くと自転車がこんなに危ない、とか、父親自らがたくさんの発見があったようです)

秀逸なのは、この朝日新聞の記者。ヘトヘトになりながら紙面で「妻へ」と懺悔の手紙まで掲載(笑)

この事業は話題性もあり大成功。

今までにない発想で子育て支援や街づくりに切り込むわははネットの活動の最初の一歩でした。

今日、研修に来てくれた新人行政マンもこれまでの固定概念に縛られず楽しみながらいろんなことにチャレンジしてほしい!(^^)!


イクメンがあるのになぜないイクママは(丸亀市 川柳より)

そのほかの川柳も↑クリックすると見れますよ


かれこれ10年以上に渡り丸亀市さんの男女共同参画審議会委員をさせていただいてます。
丸亀市は早くから男女共同参画都市宣言もされていますが市町合併でその温度差を埋めるためにもさらに力を入れて取り組みを進めていますね。

さてそんな中で一昨年度に続き昨年度も市民募集していた男女共同参画川柳。

最優秀賞は「ありがとう それより聞きたい 俺やるよ」
なるほど~~~

で、私がしみじみしたのは
優秀賞に選ばれた「イクメンはあるのになぜない イクママは」

深い~~~

わざわざ「それ」を表現するためにできた言葉って「それ」自体がレアだから。だよね。

「女医」という言葉はあっても「男医」はない(医者が男は普通?)
「愛妻家」はあっても「愛夫家」はない(夫を愛してる妻は普通?)
「イクメン」はあっても「イクママ」はない(育児するママは普通?)

確かにひっかかるううう~~
私も前々から思っていたのでこの川柳を見たときは膝をポンと叩いてしまったよ~

今日はそんな丸亀市でNPO法人さぬきっずコムシアターさんをお借りして「かがわ子育てひろば連絡協議会」のメンバーと妊娠期からプレパパ・ママが広場を利用してくれるといいね、という打ち合わせ。
そんなプロジェクトを今年度仕掛けていきますよ~
妊娠期からパパのかかわりも伝えられたらな、って思います!(^^)!