報告:サロンdeわはは№9【LGBTについて学ぶ】
昨日のサロンdeわはははLGBTについて学ぶ会でした。
トークゲストはLGBT支援をしている【あしたプロジェクト】のハナメガネさん、谷さんのお2人。
トランスジェンダーのお2人は知識・概要としてのLGBTについてや、ご本人が幼少期に身体的性と性自認が異なることに違和感を覚えはじめ死を考えるほど悩まれてきたプロセスなどについて率直にお話しくださいました。
*プールや制服などの学校における性を意識する機会に苦しんだこと。
*パートナーができても「自分の子どもが望めない」ことから家族へ伝えるのが辛いこと
*まだまだ社会にはジェンダーのバリアがたくさんありすぎること
*手術・戸籍等の問題。また手術にかかるリスクや経費についての負担
*LGBTをカミングアウトされた時の家族の支援(相談体制)の希薄
など様々な課題を感じました。
まずは、私も子育て支援の現場でのジェンダーフリーの意識をこれまで以上にしていきたいと思います
また意図的にジェンダーについて語ることも必要だと思いました(バリアがあることにすら気づいていない【悪意無きバリア】を知ることからはじめないと)
しかし人口の5~7%の人がLGBTだという統計があり、それは左利きの人と同じくらいの割合だというと、そう私たちの身近にもきっとたくさんのLGBTの方がいらっしゃる。
性自認と身体的性が違うことは何ら本人の問題ではなく、自然なことと受け止めることからはじめないと、何も本人の責任がないのにこれほどに生きづらさを感じさせている社会なんて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました
今回のサロンdeわははには聴覚障害をお持ちの方やLGBTのご家族の方も初参加いただいて、本当に様々な立場の皆さんとディスカッションができました