性教育を見直すチャンスか?
昨年、熊本慈恵病院のこうのとりのゆりかご(赤ちゃんポストと呼ばれたあの)の開設に尽力された田尻助産師さんをお呼びして講演会を開催しましたが※その時のブログはこちら、あの「こうのとりのゆりかご」への相談件数がこのコロナで過去最高になっているそうです。
学校が一斉休校になり休みの間に中高生や10代の望まない妊娠が急増しているという事実。
誰にも相談できず、悩みに悩み、すぐに検索できるからこそあれこれ情報を集めて、でも結局お腹の赤ちゃんはどんどん育つ中での不安と葛藤。そんな大きな悩みを抱えている10代の人が増えていると聞くと同世代の子どもを持つ親としても胸が痛みます。
性教育は子どもが生れたその時から、と先日のオンラインセミナーで助産師山本文子さんも言っていましたが、家庭で何をどう子どもに伝えればいいのか、というのを親も習っていません
生れたときから子どもへの性教育がはじまるのだとしたら、どのタイミングで親向けに「子どもに伝える性教育講座」をしたらいいのだ?とか、今そんなのどの役所もしてないよね?とかとか色々疑問に思います
・・・やっぱり必要だよね~
どんな形で出来るのか分からないけれど子どもが心も体も傷つくことがないように何か親向けに性教育講座をやらないといけないな、と思っています。
田尻さんの著書
「それでも赤ちゃんポストは必要です」
この本にも若年妊婦さんの悩みや葛藤が赤裸々につづられていました。
繰り返さないよう、何とかしたいです。