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サロンdeわはは№11【香川県のひとり親家庭支援】開催報告


昨夜のサロンdeわははは香川県内のひとり親当事者やひとり親支援をしている団体さん11名が集まって香川のひとり親支援の現状や課題を考え、何ができるか、行政と民間それぞれの立場で考える時間を作りました。

様々な立場ですでに実践者が集まっていただいたのでものすごく活発な意見交換ができましたよ!


まずは平成27年に策定され今年度までの「ひとり親家庭等自立促進計画」。来年度から新たに改定スタートされるはずなので、今年度は策定時期の大事な時期です。
できるだけ当事者や支援者の多くの声を聞きたい、ということでプライベートで県の担当者や社協担当者も熱心にフラットに参加してくれました。


ひとり親になった時の年齢を見ると比較的結婚してからの年齢が浅いのではないかということが分かります。そしてお子さんがまだ幼い年齢であることも想像できます。
ですから当然、「経済的なこと」「就労のこと」がひとり親さんの目下の課題になるのも当然ですね。データにもそれが現れています。


香川のこのデータを見ると養育費等の取り決めもないまま離婚し養育費をもらっていない人が多いことが分かります。

実際昨日のサロンでも仕事のこと、経済的なことは課題として多く出ました

*奨学金の限界
*大学進学等進路決定の際の経済的限界
*児童扶養手当をもらうために就労のセーブ(パートなど)をしてしまう限界
*保護者同士の支え合いの機会提供


また、養育が少し難しい(発達障がい等)をお持ちのお子さんを育てている場合にさらに子どもに関わる大人の数が欲しい(例えば学童保育等への送迎等)が、母親ワンオペでやるしかない場合に就労がさらに困難になるケースや、メンタルな問題を抱えるひとり親へのサポート、(例えば送迎付きの学童保育を優先的にひとり親が入れるようにするなど行政の縦割りでの弊害解消)などができないかなど積極的具体的あ話も出ました。

ひとり親さんの人生のキャリアプランを一人一人に寄り添いながら伴走できる支援者がいれば。
また「たすけて」と言える環境と差し伸べられる手が周りにたくさんあることなども課題として挙げられました

高松市では母子寡婦会が解散して受け皿がなくなっていたり、行政主催の母子家庭支援(かつてバスツアーなど)の参加者減(有料化したことなども要因か?)など様々な現地での当事者だからこそ知り得る情報などもあり大変勉強になりました。

たかまつでは、たかまつひとり親サポートネットのサイトにてわははネットが情報発信しています
是非こちらもご覧ください。