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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

視察レポート第4弾:さぬききのおもちゃ美術館(仮)に向けて


今日もおもちゃ美術館プロデューサーと共に香川をご案内。

ホント、香川で暮らしているのに知らないことが多くて私自身がとっても勉強になるし刺激される

場・空間・空気・技・人・自然…何もかも「香川ってすごい!」を実感

まずは今日覚えた言葉。やっぱり「木」を扱うからには知っておかねば
【芯持ち】と【芯さり】
この写真のように木の柱の中心に芯があるのとないのと。どっちも味があり木にも一本一本顔があるのねえ


今日のコースはまずは大洋木材さんから。

大洋木材さんの小さく繊細な加工ができる工場をまず見せてもらい
その次に郷東にある大きな木材卸をしている場所へもご案内
様々な木が…無数に置いてある!すごい!


次に向かったのは山一木材KITOKURASさん。
こちらも味のある木から、とにかく本物に触れてほしいとさまざまな取り組みをされていて
くまなくご案内いただきました。

木の息遣いを感じながら、自然の中を歩いていると人間と木の共存って素晴らしいなと感じずにいられない
こんな上から木の玉を落とすと音楽を奏でる空間も!


次に向かったのは香川の伝統工芸士 大井建具店さん
建具や組手(くで)を知ったのもホント最近なんです私。
これ釘もボンドも一切使わずに緻密に人の手から生まれた模様。すごいよね
自分でデザインを考えて長い時間をかけて生み出された作品にはスゴイ力がある。
そして職人の語る横顔には物凄いオーラがある!


次に向かったのは三好提灯店さん。
そもそもちょうちんの定義って?折りたためてコンパクトになるものなんだって!知らなかった!
これも一本一本細い気を通して紙を貼り絵を描く…すべて人の手です。
様々な依頼に応えて世界に一点ものを作り続け大きな神社仏閣にあるちょうちんも作られている人が
地元香川にいるんだ!と。すごい!
作業場も見せてもらいとにかく興奮

ものづくりをする人、自然を相手に仕事をする人の尊さとこの技術を絶やしてはいけないな。と感じました。

行く先々でとても皆さんが丁寧に仕事ぶりを見せてくれ話を聞かせてくれて本当に有難いです
必ず活かしたいし、子どもたちに伝えたいです