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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

グッドガバナンス認証を受けるために本日ヒアリングでした


グッドガバナンス認証制度をご存じでしょうか?
(一社)非営利組織評価センターが実施しているこのグッドガバナンス認証制度は非営利組織の「信頼性」を担保するものです

日本では諸外国と比べて非営利組織への信頼度が低いことが調査で分かっているそうです。
そこで第三者が厳しく評価した信頼性を担保する仕組みを作り、支援者が安心して信頼できる非営利組織をバックアップできるような体制を進めていこうとしています

しかしこの第三者評価・・・本当に厳しい!!!!

透明性とクレドに基づく活動内容、財務状況、決裁権、人事、労務、物事を決めていくプロセスやそれがきちんと照明できるか等々とにかく、チェックされる項目の多いコト!!!!!めまいがするほどです。
・・・がこれ、整えておくと、誰が見てもわかるし、次の人へバトンを渡すときにもきっとスムーズ。
今後行政の事業や助成等を受けるときにも書類作成が極めて簡単(常に整っている状態になるので)になるではないか!・・・と言い聞かせつつ(笑)評価を受けました。

さて結果はどうなるやら・・年度が替わるまでにはお返事がもらえると思いますが、無事認証を受けることができれば四国初!のNPOになりそうです!


働き方改革推進大賞最優秀賞なるものを受賞!


本日香川県知事室にて【かがわ働き方改革推進大賞最優秀賞】を受賞しました~!

受賞理由等はこちらからご覧ください。

保育園~高校生までの子育て中のスタッフが大半のわははネットでは
不測の事態(子どもの急な発熱や学校からのお呼び出し)に備えて「有給休暇はできるだけ温存したい」・・・と考えてしまうスタッフが多い。
なので、参観日やPTA活動、入学説明会や健診時など、ほんの1~2時間仕事を抜けたら行ける行事ごとに有給休暇を使って丸一日休んだり、半休取るのもちょっと・・というためらいが多い、というスタッフからの意見を取り入れ1時間からの短時間休を採用することにしました。
これなら堂々と仕事を抜けて行けるしね。

テレワークやセルフキャリアドッグなど、様々な取り組みをしてきましたがこうしてスタッフの声を聞きながら職場環境を整えている総務チームの影のサポートは本当にすごいなあ、と思います

親子支援の最前線で対応しているスタッフもそれを支えている内勤スタッフも、チームわははでそれぞれの持ち味が最大限活かせられるような職場環境をこれからも整えたいと思います


西日本放送さんのテレビインタビューでもお答えしましたが
わははネットという一団体の取り組み、ではなくこの取り組みがぜひ「あんな小さなNPOでも取り組めるならうちでも…」とどんどんほかの会社さんにも広がってくれることが私の狙いです。
そうすることで香川で子育てしながら、介護をしながら働く女性も男性も仕事も家庭もうまく回るようになるのではないかと思っています。
ノウハウ等いつでも提供いたしますので「取り組んでみたい」という企業・団体さま、ご連絡お待ちしています!


木育サミット1日目


今日から毎週金曜日午後の90分間は東京おもちゃ美術館主催の「木育サミット」を
オンライン聴講。

初日は
 『くらしに根づく"当たり前"の木育』 というテーマで"あたりまえ"のくらしの中から、『食』にフォーカスした木育の話を学びました

座長 : 青野裕介@㈱Tree to Green代表
登壇者: 長谷川 泰治@㈱長谷川萬治商店 代表取締役副社長
登壇者 :佐々木 一弘@オークヴィレッジ株式会社 取締役 
登壇者: 谷地 譲@(有)谷地林業 役職は木炭大王(代表取締役)
というゴージャスな登壇者の話を自宅から聞ける~
ウェビナーでの開催でしたが800人以上のご参加があったようで関心の高さも目を引きました
森林大国である日本でこうして自然とふれあい木を身近に感じ、自然に食に想いを寄せる。
その大切さを感じるための環境を痛感しました。
SDGsにも大きくつながる学び、知ってるのと知らないのと、感じるのと感じないのとでは日々の暮らし方がずいぶん変わるように思います。


サロンdeわははオンライン【夜間中学を考える】を開催


昨年1年間コロナで開催できていなかった「サロンdeわはは」
今年はオンラインで開催しようか、と思っていたところ、ちょうど、先月末のニュース菅首相“夜間中学 5年間で全都道府県と政令指定都市に設置を”を発端に、香川県内で夜間中学設立に向けてご尽力されているかねてより敬愛している上野先生のお話を改めて聞いてみたい!と思い、このテーマでオンラインサロンをやろう!と思い立ちました。

上野先生は教誨師(きょうかいし)をされていてそのご経験から、受刑者等の学び直しの場の必要性を痛感、また社会の変化により外国籍の方、不登校など十分小学校に通えなかった方、家庭の事情や病気などで基本的な文字書きそろばんと言われる知識が学べなかった方への学び直しの場づくりを痛感されていらっしゃいます。

学べる喜びを感じ、できることが一つずつ増えることで自分に自信ができ前に向いていこうとする方々の話を聞くと本当に胸が熱くなりました。


当日のサロンには20人近い様々な立場の方が参加してくださり、意見交換などもできとても有意義な時間になりました

サロンの感想は上野先生にお礼と共に以下のようにお伝えしました。そのまま転記します。
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夜間中学の必要性を改めて痛感しました。
そして「夜間中学」について教育委員会も前向きに熱心に考えてくれていること、自治体でも独自に調査をしたり前向きなところも現れていること。上野先生はじめ想いを強く活動されている方がいらっしゃること、知らないことも多くて勉強になると同時に
*【夜間中学ができること】がゴールではない。
ということも感じました。
【夜間中学ができる】ことは、まだ社会で学びの機会がなかったために生き辛さを感じている人のファーストステップであって、そこから、社会全体がそういった境遇にある人に関心を持ち温かく共存しようと意識し、社会で困ったことがあれば気持ちよく支え合おうと心から思えること。
企業等経営者等がそういった境遇にある人、学び直しをして社会で再チャレンジしようとしている人の背中を押したい、と思い雇用の門戸を開くこと
働いている人たちが仲間にそういった境遇の方が来られた時にリスペクトしあいながら支え合い共に働こうと感じること
など様々な環境が必要だと思いました。
だからこそ【夜間中学】ができるまでのプロセスももっともっとオープンにして、「こういう境遇の方がいるんだ」「学び直しを喜びに感じ人生の再チャレンジを応援したい」と感じてもらう広く一般の社会・企業の皆さんを増やしていくことも重要だと思いました。
私は自分でできることはあまりに小さく非力ですが、ただ「声がでかい」「空気を読まないからこその巻き込み力はある(自負)」という特性?!があると思っているので(笑)、先生の後ろで先生の理念やお困りの方の状況やお気持ちを社会に発信するお手伝いができればうれしいです。
昨日も本当にありがとうございました
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ここに書いた通り、香川県にも総理が言うように5年以内に夜間中学ができるのだとしたら、そこまでのプロセスをいかに社会全体で共有していくか、も夜間中学を必要としている方々にとって必要なことだと思います。

さて、まずは「こんばんは」の映画上映会でも企画してこの機運を高めていこうかな。


会議が長引くのは女性の問題ではない


東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が2月3日に「女性がたくさんいる会議は時間がかかる」なんて女性蔑視発言問題が炎上してますね。

この記事読んだ人の中に「あ、ナカハシ?!」って私を思い浮かべた人がいるかも?!と思うくらい、私は「意図的に」会議では空気を読まず発言しています。
私はかなりの数の行政の委員をさせていただいています。
ん?どれくらいかなー
香川県だけでも
かがわ創生総合戦略推進懇談会委員
せとうち田園都市創造計画委員
子ども子育て会議委員
廃棄物対策(食品ロスなど)なんとか対策委員
魅力ある高校の在り方検討委員
正しい選挙~なんとか委員
小児救急医療なんとか委員
・・・などなど(これ、ここ数か月で開催した委員会から拾ってるので他にも結構あったと思う。そして正式名があいまいですみません('◇')ゞ)
外にも自治体(高松市、坂出市、丸亀市、小豆島町などなど)の委員やら他県の委員やらもしていたりするので正式な委員会に出ることは多いほうだと思います。

どの委員会もたいてい私は一番最初に手を挙げる(ということは、資料を事前に読み込んで事前に意見をまとめてないと発言できないんだよ)ことにしていて、しかも、何度も手を挙げる(苦笑)
委員長も会議がシーンとしたら「じゃ、ナカハシさん」って当ててくれる方もいて(笑)とにかく「よく発言するコウルサイ人」なイメージかもしれない

中には森会長と同じように「話の長いオバサン」と思っている委員もいるかもしれないね

しかし先日香川県の創生会議に出た時この会議は県の会議の中でも最も重要な会議(知事はじめ県の要職の方がそろって入る会議)なので、私はもちろん事前に資料を読み込み発言をまとめ、そして話がだらだらしたりそれたりしないようにしっかり話をまとめて臨んだのです。

2年前まで五年間「まち・ひと・しごと創生会議」の委員として官邸に通い総理はじめすべての大臣が並ぶ席で会議をしてきた身として「発言時間は今回ひとり3分」とか制約された中で発言するには言いたいことを全部伝えるには何度も発言を遂行し削り削ってそれでも発言は超早口になります
どの委員もそうでしたし、私もそうしたトレーニングがされてきました。
それでいいんです

だって役所の会議(特に偉い人が並ぶ会議)ってディスカッションを求められてなくて一律発言すること、(それぞれの団体などを背負っているからその業界を代表して声を出すことが求められている)のだから、議事録にきっちり残ることが大事なのです。(議事録に残ると行政としては対応しないといけないからね)

なのに先日の会議では進行方法が事前に伝えられておらず発言時間も決められておらず、だらだら長い話をする委員もいるし(どれは男性も女性も)、私の早口発言はちょっと失笑を買ったりして、内心ムカーっ!!!


会議で女性比率が少ないコトも多いので
*発言するときあえて空気は読まない
*でも会議の性質ではしっかり時間を決めて的を得た発言をするように意識している
*女性として、子育て支援者として、会で求められている役割としての発言を恐れずしっかり言いたいことを言う

ということを意識しています

会議で発言の長い委員がいるとしたら、会議の内容とずれていたりするなら、それが女性だろうが男性だろうが、ファシリテートしている議長の問題、及び、事務局の進行案の問題ではないでしょうか?

女だから・・・・・なんて思われると本当に心外だし、女性だからこそあえて意識してやってることが多いんだぞ!と大きな声で言いたい~~!わ!