自治会長というダイバシティマネジメント
持ち回りになった自治会長
私の住む自治会は9つの区がある70世帯ほどの小さな自治会。
かつては地元の世話役の人が何年も自治会長をしてくれていましたが今や引き受けてがいない(PTAも似たようなものか)ので10年ほど前から区ごとに会長を持ちまわることになりました。
・・・・とはいえ、独居高齢者世帯も多く「会長なんて無理無理」とお世話役ができない家庭も多くあります。
「高齢で時間はあるけど体力気力的に無理」と「現役(働いているから時間がないので地域のお世話は無理)」の無理無理バトルで会長の選任は毎度時間がかかるのですが、昨年は我が家が引き受けました。
・・・・とはいえほとんど日中家にいないので、ご近所の皆さんの顔と名前が一致する家庭はごく一部
住宅地図を拡大して地域を歩き回り表札を見て自治会会員さんのお宅を覚えることから始まり、毎月のゴミ当番、町内の街灯の管理、回覧板を回す、自治会長会への出席、広報の配布、お葬式の参列(自治会長はとめ焼香というのをする)、などが主な業務ですが、とにかく前任の会長も一年しかしてないので「ようやくわかった」ころに引き継がれるし年に一度もない行事になると「わからん」ってことになります。
なんとかコロナの一年イレギュラー対応しながら残すところあと2か月!という時にお葬式が続けて発生。
次年度、次次年度の役員選出(根回しが大変)をしたり、引継ぎ会や総会のセットをしたり・・・・と今月の週末は自治会関係で疲弊しています
ライングループなど文明の利器?!を使うことは不可能で、お電話すら耳が遠くて取れないご家庭もあるので、毎回手紙を書いて郵便受けに届けに行き・・・・という「白やぎさんから黒やぎさんへ~~」みたいなやり取りの中で一つ一つ合意をとります
これって究極のダイバシティマネジメント!?
私も夫もこの一年、企業経営では経験できないマネジメントを勉強させてもらいました
あと1っか月!がんばるぞ