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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

にぎる力・つかむ力(消えた公園の遊具たち)


今日は、子育て情報誌おやこDEわははの取材で、香川大学教育学部保健体育の教授であり、医学博士でもある山神眞一先生のところへお邪魔してきました。

先生の調査研究でも小学生になって体がグニャグニャで正しい姿勢で座ることができない子どもが増えているとのこと。筋力や体力が弱くなっているから・・・ということで、家庭でできる親子体操などを次号おやこDEわははで記事にしました。

余談で…最近は握る作業が少なくなってつかむ力も弱くなっているとか。

「公園の遊具を見ても、三角錐のグルグル回る回転遊具やジャングルジム、シーソーなどもどんどん姿を消しています。これらの遊具は子どもがギュっとつかんでバランスをとる必要のある遊具。遊びの中で力を入れてつかむ作業が減っています。
ある学校では、ブランコさえも、先生が見ている時以外は座面を外してブランコできないようにしているところもあるのです」

とのことで・・・・・

確かに事故予防で
■遊具や遊びで怪我をする
    ↓
■危ないので遊具を撤去。屋内で遊ぶようになる
    ↓
■つかむ力やバランス力が弱くなる
    ↓
■遊ぶとすぐに転んだり怪我をする
    ↓
~~~~のループで結果、屋外で遊具を使ってダイナミックに遊ぶ機会はなくなり、子どもの体力は落ち、ちょっとしたことで怪我をするようになり、危ないからと屋内遊び(ゲームなど)が増え、筋力が弱くなるのでぐにゃぐにゃになっちゃう・・・・

うーむ。

少しでもこの問題に親自身が危機感を感じたり、機会をとらえて親子で体を動かす習慣を身につけられるよう(例えば小学生の子どもなら車で正門まで送るのではなく集団登校で歩いて行かせるようにするとか?!)感がるきっかけになるシリーズを おやこDEわはは誌面で展開していく予定です♪
お楽しみに~~~