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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

古(いにしえ)の音色:サヌカイトの里へ


サヌカイトをご存知ですか?
※Wikipediaより
讃岐岩(さぬきがん、sanukite、サヌカイト)は、名称のもとである香川県坂出市国分台周辺や大阪府と奈良県の境にある二上山周辺で採取される非常に緻密な古銅輝石安山岩。固いもので叩くと高く澄んだ音がするので、カンカン石とも呼ばれる。

サヌカイトという名称は、明治政府に招かれ、日本各地の地質を調査したドイツ人地質学者ハインリッヒ・エドムント・ナウマンが、讃岐岩を本国に持ち帰り、知人のバインシェンクが研究して命名した。


今日は坂出市にある金山(かなやま)、「けいの里」にお邪魔してきました。

この回りにあるサヌカイトの9割は、縄文人の手が入ったもの。
・・・というではありませんか!

縄文時代、ナイフを作るのは最も固くて切れ味鋭いこのサヌカイトを割って加工して使っていたとか。
しかし日本でもこの讃岐のサヌカイトが最も良質で、しかしたくさんあるので、加工途中でうまくいかなかったものを縄文人がポイと置いてある石が周りにごろごろ・・・・・?!
この石もあの石もそこいらじゅうが「縄文人が触れた石」


けいの里を管理している前田さんは、この硬くて、何とも言えない素敵な音色を出す石を色々な加工をされています。

指で触れた他だけでも不思議な周波数を発するのか、本当に体の奥に響く音がします。

目を閉じ、身体で音を感じたくなる。心地の良い眠くなるような癒される音です

これが古(古)の人たちも聞いていた音なのか、、、と思うとさらに染みます


しかし私も自分の地元でありながら、サヌカイトの歴史や言われ、そしてこれほど身近で「縄文文化」と触れ合えるなんて思いもしませんでした

全国的にも他にない石があるのに知らないってもったいない!ですよね。

わははネットとしては香川の誇りや文化を子どもたちに伝えたいと思っていますので、今後こうした香川の伝統や文化、歴史や特徴ある地形など様々なことに触れて発信したいなあと思っています。

もっとサヌカイト勉強しなくちゃ~!