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讃岐おもちゃ美術館

理事長ブログ

蛇口をひねる


今日は東かがわ市にある丹生こども園の保護者向け講演会に行ってきました

コロナで講座やセミナーがことごとく延期・中止になっているので保護者向けの対面での講座も久しぶり
丹生こども園さんは園舎もかなりレトロで(市内でもかなり古い歴史のある園だそうで)なんだかなつかしさにキュンキュン!しかもお昼寝時間だったので講演会場(遊戯室)までの廊下から並んでお昼寝している様子が見えてさらにキュンキュン!!(笑)
しかしお昼寝している横で先生方は記録を書いていたり寝てる子を見ながら手を休めず本当に保育士さんには頭が下がる…

さて、廊下にある子どもの手洗い。

最近コロナでさらに「自動水栓」の普及が進んでいると聞きますが
新しい建物は自動水栓、少し前のはレバー式水栓が多い中・・・
この蛇口は通常横にひねるよりさらにハードルの高い「縦ひねり型」!!

いやあ、感動です。

実はひねる動作が苦手になっている子供が増えているなあと感じてる今日この頃
ってか自分自身もひねる力が弱まってる(老化⁈)なと感じることもあるのだけれど
確かに水筒もボタンでポンと開くし水道蛇口もひねる物は減ってきてるし日常生活に「ひねる動作」があまりない

同じくトイレも様式でしゃがむ動作も減ったし、(何なら流すときも自動だったり)

雑巾を絞るとか、いろいろな動作や作業が便利になり簡略化されてきて、普段やらないと「どうすればいいの?」ってできなくなることが増えてきて…

あえてこの縦型のひねる水栓!新鮮でいいね!っておもっちゃいました。

アウトドアや避難暮らし等いろいろなシーンで困らないよう体験を重ねる意味でもこうした経験ができる園ってむしろ素敵です!