【コーディネーターより報告:子育て座談会】イヤイヤ期について
連日話題になっている、新型コロナウイルス感染症ですが、
徐々に広がってきていますね。
香川県もいつ感染地域になるかとヒヤヒヤしています。
さて、臨床発達心理士の常田先生による『子育て座談会』の報告です。
今回は…【イヤイヤ期について】
イヤイヤ期は、自主性・自立への第一歩です。
子どもの成長により、自我(意志)が芽生え、
自分のやりたいことや自分らしさがでてきます。
あかちゃん時代は、お母さんの思い通りに大人の都合で予定を決めたり、
変更したりしてもよかったのですが、子どもの自我が芽生えると、
今やっていることを中断させられたり、
やりたいことができないと嫌がるなどの姿がでてきます。
成長の証!と思っても、それに毎日対応していると、
やっぱりイライラしたり疲れます。
イヤ!とならないためにも、
◇予定を知らせる
◇生活パターンを整えておく
◇やりたがることをさせてあげる
などの工夫をしてみてはどうでしょうか?
それでも、イヤ!となると思います(:_;)
そんな時は、母も子も気分転換(気持ちの整理)をする時間が必要です。
安全な場所であれば、その場を離れてみるなど、
上手く距離をとって見守ってあげてください。
怒っているときは何も聞こえていないので、
落ち着いてから「〇〇が嫌だったね」と子どもの気持ちを言葉にしてあげてください。
お母さんが余裕をもって心穏やかに過ごすことで子どももその雰囲気を感じとります。
最後に先生から・・・(^^)
すべてを子どもの思い通りにする必要はありません。
ダメな事、危険な事はしっかり伝えることで、
思い通りにならないこともあるんだと理解していきますよ。
次回は、【きょうだい育児】についてのまとめを報告する予定です(^^)/
子育て座談会の議事録を、
ファイルに入れてひろばに置いているので、
いつでも来館されたときに見てみてくださいね。
※HPで公開している内容は一部になります。