【開催報告】令和2年度 香川県女性リーダー養成講座第1回終了!
9月16日(水)に高松市男女共同参画センターで『令和2年度 香川県女性リーダー養成講座 第1回目』の講座が終了しました。
時節柄、今回の講習は講師の先生はオンライン、受講生は全員会場に集まっての開催。
まずは、自己紹介ワークショップから。
自分の職場や職場での立場、また自分が理想とするリーダー像を近くの人たちと話しながら交流しました。
そして、第1回目のメイン講座である「SDGs視点で求められる男女共同参画基礎知識と女性リーダーへの期待」を三菱UFJリサーチ&コンサルティング執行役員/主席研究員の矢島洋子さんのご講演。
70分の講義の中では、矢島さんご自身が今まで研究員として携わってきた、様々な男女共同参画やダイバーシティ等に関するデータを見せていただき、その中で自らの経験を踏まえてのお話しやデータから見えてくる女性活躍に必要なことなど色々とお話ししていただきました。
女性リーダーが増えるために必要なこと。
女性の意識改革だけではなかったんです‼
”育児、介護、医療のそれぞれを両立する社員へ配慮をする”ということを特別とするわけではなく、そういう働き方の違いの多様性を認めることが、これからの時代に必要なことでした。
私の中で、「育休復帰した時短の社員や医療や介護休暇から復帰した社員へ特別に配慮しなければならない」という意識がそもそも間違いでした。
多様な働き方の一つとして意識することで、今まで特別だったものが当たり前になり、働きやすい社会へと繋がっていく。
本当の意味で多様な働き方ということを知り、それが女性リーダーが増えるきっかけになるということを知りました。
矢島さんから色々な話を聞くことで、自分の考えの至らなさを痛感させられたり、新しい発見があったりと本当に充実した時間でした。
その後のソーシャルディスタンスを保った参加者同士の話し合いでも、みなさん矢島さんの話を聞いて色々考えることがあったのか、時間が足りない・・・という方たちがたくさん!
参加者アンケートでも全体を通して満足度が高く、みなさんの意識の高さを感じることができました。
今回初めて、講師の先生のみオンラインということで、スタッフの入念な事前準備の中で迎えた本番。
大きなトラブルもなく、第1回目が無事終了できて一安心。
第2回目は10月16日(金)です。
育休後コンサルタント®として活躍されている山口理栄さんから「女性リーダーとしてのキャリアデザイン」
についてお話しいただきます!