Copyright c npo-wahaha.net

メニュー

ページのトップに戻る

お問い合わせ

寄付で応援

讃岐おもちゃ美術館

事務局ブログ

【開催報告】令和6年度香川県ライフデザイン講座事業 坂出商業高校

香川県のライフデザイン講座事業は、県内の高校生が国家資格キャリアコンサルタントや助産師会の方から講義を受け、今後のライフデザインを考えるきっかけを提供するものです。
今年度は坂出商業高校、三木高校、高松桜井高校、高松中央高校、高松高校で開催します。

9月19、20日に坂出商業高校の2年生約140名を対象に講座を開催しました。

50分という限られた時間の中で、高校生に伝えたいことをぎゅっと凝縮した内容となりました。

まずは、“子育て”について高校生たちがどのようなイメージを持っているか生徒同士で話をします。「大変そう。」「疲れそう。」などネガティブなイメージが聞かれました。
キャリアコンサルタントでもあるわははネットの副理事長小出からは子育て環境の変遷と現状について、
核家族・共働きなど両親に掛かる負担が大きい家族構成になってきていますが、社会全体みんなで子どもを育てる環境が整ってきていると伝えられました。

また、助産師会からは動画で“妊孕力”そして“プレコンセプションケア”について、
将来ありたい自分になるためには今をどう過ごすか、どのように過ごしていくかを意識してほしいということが伝えられました。

そして、キャリアコンサルタントから“後悔しない人生”とはどのような人生でしょうか”と問いかけられます。自分の人生を自分らしく生きるために自分自身で選んで進んでいくことが大事であると伝えられると、生徒たちの顔が明るくなったように感じました。

「20年後の自分はどこにいて、何をしているでしょうか?」
最後に、ペアになってタイムマシンワークを行いました。
高校生にとって目の前の進学や就職のその先の20年後を想像することは難しいことかもしれません。まだ見えない未来のことを一生懸命に考えながら話をする高校生たちの姿をみて、ゆっくりとそれぞれのペースで自分の人生と向き合ってほしいと感じました。

今年度のライフデザイン講座はこれから11月にかけて開催されます。
自分には様々な選択肢があることを知り、広い視野で人生について考えるきっかけとなれるような時間を高校生の皆さんに過ごして欲しいと思います。





【開催報告】令和6年度 香川県子育て支援員研修 放課後児童コース 2日目のコピー

令和6年度 香川県子育て支援員研修 放課後児童コースが
サンメッセ香川で開催されました。

-------------------
【放課後児童クラブ 2日目】
*子どもの生活と遊びの理解と支援(90分)
*子どもの生活面における対応等(90分)
*放課後児童クラブに従事する者の仕事内容と職業倫理(90分)
-------------------

幼少期の運動遊び(外遊び)の経験を通して
将来の運動能力や非認知能力パフォーマンスを左右することを学びました

近年は、運動のできる子とできない子の二極化が進み
現代の5歳児の運動能力は約20年前の3歳児程度だという研究が発表されています

運動能力に関する遺伝的因子は10%
後天的なものが90%だと言われます

これらのことから
学童クラブでの活動や過ごし方は
子ども達の運動や非認知能力を育むことができる
貴重な現場であると考えられます

感情をコントロールする力
人とうまく関わる力
希望に向かって頑張る力

学校で学べるのは学校教育であり
学童クラブで学べるのは社会教育です

子ども達が学童クラブでたくさんの指導員と関わり
主体的、対話的に学んでいく力
物事をやり遂げる力を身に付けられることができたらいいなと思います

本日で、放課後児童コースが終了です。

皆さんの現場でのご活躍を応援しています!



【開催報告】令和6年度 香川県子育て支援員研修 地域保育コース 3日目

令和6年度 香川県子育て支援員研修
地域保育コースが、サンメッセ香川で実施されました。

---------------------
【共通科目3日目】
*特別に配慮を要する子どもへの対応(90分)
*保育者の職業倫理と配慮事項(90分)
*グループ討議(90分)
-----------------------

地域保育コース 共通科目最終日
総まとめとしてグループ討議の講義では、3~4名のグループに分かれて
下記の課題について話し合っていただきましたので、いくつかご紹介します。

①    保育者の心得として大事にしなければならないこと
〇まずは、自分の癖、思い込み、傾向を知ること
〇子どもの気持ちに寄り添うこと
〇保育者との連携・チームワーク
〇目立つ子、目立たない子のみに目を向けるのではくそれぞれの子どもをよく観察すること
〇子どもの人格を尊重・個性を大切にする、笑顔で毎日接すること
〇子どもと対等な関係でいられるか(命令的にならない)等


②    保育者として難しさを感じること
〇保育者として常に穏やかな気持ちでいること
〇子ども達や保護者に向けて声をかける言葉選び
〇補助者の立場で働いてるので地域のつながりを持つのが難しいこと
〇障害を持つ子ども、苦手な保護者との関わり
〇長く勤務されてる先輩への意見について等

子育て支援員というお仕事は専門職であり
大きな達成感を味わえる
やりがいのあるお仕事でありますが
課題に取り組む機会も多いというお話がありました。

支援員自身が自分で抱え込むのではなく
チームで考え解決をできる仕組みを作り
よりよい保育ができればいいなと感じました。

本日で地域保育コース共通科目3日間の研修が終了です。
次は、各コースに分かれて専門科目が始まります。

引き続き、どうぞよろしくお願いします!


⑩特別に配慮を要する子どもへの対応(香川大学 教育学部 教授 松本博雄)

⑨保育者の職業倫理と配慮事項(香川大学学生支援センター・バリアフリー支援室 非常勤講師 常田美穂)

⑪グループ討議(NPO法人わははネット)


【開催報告】かがわ子育てステーションパワーアップ事業 第3回研修会

和6年度 かがわ子育てステーションパワーアップ事業
第3回研修会を中讃会場で開催いたしました。

 今回は「子育てステーションに集う親子の個別ニーズや求められる相談対応」をテーマとして、子育てステーションに来てくれている親子のニーズや支援員として求められる力量について学びました。

 前半の講義では、個別ニーズをカテゴリ別にみていくことで抱えやすい心配事や不安の傾向を知ることができました。各ステーションにおいても、相談事項の記録を取っていくことで相談事の傾向が分かるのだということが伝えられると、「どの部分に力を入れた支援が必要か分かった」という受講者からの声がありました。
 また、支援者に求められる力量の一つとして、同じような相談事であっても全く同じであるとみなさない、一人ひとり抱えているものは違うという姿勢をもってほしいというお話もありました。一人ひとりを大切に想う相談対応は、きっと訪れる親子さんに伝わることと思います。
 後半は、グループになって事例検討を行いました。このワークを進めていくなかで感じたことは同じ事例を見ても、感じ方や捉え方が様々あるということでした。ワークを通して目に見えている姿や語られた言葉には表現されていない様々な可能性を、見ようとする姿勢を大切にしたいと感じる方も多かったようです。
 支援者同士で意見交換をすることで受講者の皆さんの表情が生き生きとしていたことが、大変印象的でした。
 最後には、一人ひとりがすぐに実践できる目標を宣言し、前向きなパワーをもって研修会を締めくくりました。
「子育て家庭が安心できる居場所でありたい!」
同じ想いをもった仲間とつながり、学ぶことができた研修会になったと感じます。


【第4回研修会のご案内】
日時:令和7年1月10日(金) 14時00分~17時00分(受付13時30分~)
場所:サンポートホール高松 高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー・ホール棟)
参加申込受付中です!皆さまのご参加ぜひお待ちしております!




【開催報告】令和6年度 香川県子育て支援員研修 地域保育コース 1日目

令和6年度 香川県子育て支援員研修 地域保育コースが
サンメッセ香川で開催されました。

-------------------
【共通科目 1日目】
*乳幼児の生活と遊び(60分)
*乳幼児の発達と心理(90分)
*心肺蘇生法(120分)
*乳幼児の食事と栄養(60分)
-------------------

子どもは遊びの中で成長する、というお話がありました。

他者と関わって元気に遊ぶ子ども達
またはひとりに静かに遊ぶ子ども達

子ども達の遊び方は多種多様です

大人から見ると何にもしてないように見えても
空想の世界で楽しんでいる子ども達もいます

保育者に必要なこととは・・・
①    子どもの発達を理解する
②    子どもが今何を楽しんでいるか、何を学んでいるか
  何が育まれているかを理解する(子どもの理解)
③    そのために必要な環境を構成する

遊びの中で、自分の気持ちを抑えたり
相手を思いやる気持ちを持つことができ
互いに関わり合うことで情緒が発達し
社会性の発達につながります

子どもが失敗をしてもいい!と思える雰囲気作り

遊びこそが学びです!
子ども達がたくさんの体験をして自ら育とうとする力を育んで欲しいと願います。


乳幼児の生活と遊び(高松大学 発達科学部 准教授 川口めぐみ)

乳幼児の発達と心理(高松大学 発達科学部 准教授 川口めぐみ)

心肺蘇生法(日本赤十字社 香川県支部)

乳幼児の食事と栄養 (香川短期大学 名誉教授 松永美恵子)