【読みもの】おうちでの学習習慣を身につけたい
子育て情報誌『おやこDEわはは』では、毎号、公文教室の先生に読者の悩みにお答えする人気コーナー「おしえてせんせ~い!」があります。定期的にこちらのブログでもお伝えをしていきます。
今回は、2020年9月発行号でお伝えした「家庭学習の習慣をつけるためには」
子育てのヒントにしてください。
また、KUMON×わははネットでインスタグラムで火曜・金曜に配信をしていますよ。
インスタグラムでしか配信をしていない、公文教室の先生にインタビューした内容掲載中。
ぜひ、読んでみてください。
わははネットインスタグラム @npo_wahahanet
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<質問> おうちでの学習習慣を身につけたい おうちでしっかりと学習してほしい。でも、なかなか定着しません。自発的に学習をする子になるにはどうしたらいいの?
<回答> 家ではゲームやテレビなどの誘惑があり、学習がなかなか進みませんよね。いつ始めるのか、どんな学習をしているか、親は気になってしまうと思います。でも、子どもができるちょうどのレベル・時間を提示し、できたらほめることで達成感が生まれ、自分から学習するようになりますよ。
<3つのポイント>
■まずは習慣づけを
幼児の時に、歯磨きやお風呂などの生活習慣を身につけるのと同じように、学習も「習慣づけ」が大切。「学校の宿題は帰ったらすぐする」など、まずは机にむかう時間を決めてみましょう。そして、宿題が終わったら、おやつなどの楽しいことを用意しておくことも、やる気につながります。
■だんだんと集中力を高めていきましょう
目標時間内に子どもにちょうどのレベルの内容で決まった量をこなす練習を繰り返していくと、集中して学習できる力が養われていきます。子どものレベルが分からない場合は、子どもの好きな教科や一学年下の勉強でもかまいません。だんだんと集中力が高まり、達成感が得られ、長い時間集中できるようになります。
■親ができることは「待つ」ことです
子どもたちが自分の力で考えることが一番大切です。ミスをしていても様子を見ていると、自力で訂正できることもあります。親はずっとそばにいて教える必要はなく、大切なのは「開始の声かけ」と「質問されたときの一言アドバイス」、終了時の「ねぎらいの言葉」だけで十分です。