【番外編】おやこDE防災 応急手当について
95号『おやこDEわはは』のおやこDE防災Vol.12「応急手当」の番外編です。
思いがけずけがをしてしまうことはどうしようもないですよね。
けがをしてしまったら、どう行動するかで症状の悪化を防ぐことができるので「もしも・・・」に時のために頭の片隅に覚えておいてください。
情報誌内で掲載しきれなかった「骨折・捻挫」と「心停止」についてお知らせします。
今週は「骨折・捻挫」についてです。
*骨折・捻挫*
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骨折すると強い痛みがあったり、腫れたり、患部が不自然に変形したりします。
しかし、捻挫や打撲でも似たようは症状があり、また、乳幼児の骨折は腫れがそれほどでない場合もあります。
骨折かどうかの判断はむずかしいのです。
「骨折かもしれない」と少しでも思うときは外科・整形外科をすぐに受診しましょう。
「歩けるから大丈夫」「腫れてないから大丈夫」と自己判断はしないようにしましょう。骨折の疑いがある部分の上下の関節にまたぐように副木(そえぎ)を当て、患部が動かないように固定します。
☑ 患部の関節の上と下が隠れる長さの固定できるものものがベストです。
<副木になるもの>
・板 ・ダンボール ・靴ベラ ・バット ・傘 ・杖 ・雑誌 ・新聞紙 など。
☑ すき間ができてうまく固定できないときは、タオルなど柔らかい布を挟みましょう。
☑ きつく巻きすぎないよう気をつけましょう。
☑ 神経や血管に傷がついてしまう恐れがあるので、無理に元の形に戻そうとしたり、動かしたりしないようにしましょう。
☑ 患部に傷や出血がある場合は先にその手当をします。
固定①
無理に幹部を伸ばしたりせず、副木をしてきつく巻きすぎないように固定します。
固定②
新聞紙や段ボールなどでも代用できます。
5/24に「心停止」について更新します。また、ご覧くださいね。
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