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【開催報告】令和6年度香川県ライフデザイン講座事業 三木高校

香川県のライフデザイン講座事業は、県内の高校生が国家資格キャリアコンサルタントや助産師会の方から講義を受け、今後のライフデザインを考える機会を提供するものです。

9月26.27日、10月30日に三木高校の2年生約140名を対象に講座を開催しました。

今回は、90分授業のなかで、キャリアコンサルタントと香川県助産師会から直接講義を受けました。

まずは、キャリコンサルタントでもあるわははネットの副理事長小出からライフデザインについて、
自由に生き方を決められる時代だからこそ、自分の人生に責任が伴うこと。
そして、ライフデザインに正解はなく、大事なのは納得感があるかどうかであり、そのためには様々な知識を得て、自分がどうしたいかを考えていくことをしてほしい。
と伝えられました。



そして、その知識の一つとして妊娠・出産について香川県助産師会の方にお話しいただきました。
男女ともに年齢や生活習慣が妊娠する力に関係していること、特に35歳を過ぎると妊娠しにくくなるため、子どもを産みたいと考えている場合には35歳までに第一子を出産することを考えてほしいとお話がありました。
そして、人生はどのように転機が訪れるわからないため、現時点では子どもは産まないと思っていたとしても、自分自身の身体を大事にこれからの生活を送ってほしいと伝えられました。



助産師会からの話を受けて、改めてライフデザインはどのようにしていくものかキャリアコンサルタントから話があり、そして具体的に20年後の自分について考えるタイムマシンワークを行いました。

講座を受けた生徒からは、「子どもは産まないと思っていたけれど、ワークではなぜか子どもがいる話をしていて、びっくりした!」という声も聞かれ、専門職から話を聞き、また自身の未来を想像して友達と話をすることで、自分がどのようになりたいか、何を望んでいるのか少し見えてきた様子でした。

「ライフデザインの第一歩として、まずは色んな人の声を聞いて、知ること。そして、考えてみることが大事です。」と小出から高校生へエールが送られました。

部活や勉強など、目の前のことに夢中で先の未来を考えるのは難しいことだと感じている高校生も多いと思いますが、本講座を受けて、ライフデザインすることを身近に感じてもらいたいと思います。