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讃岐おもちゃ美術館

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【開催報告】令和6年度 香川県子育て支援員研修 地域保育コース 一時預かり事業 1日目

令和6年度 香川県子育て支援員研修
地域保育コースが、サンメッセ香川で実施されました。

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【一時預かり事業 1日目】
*一時預かり事業の概要(60分)
*一時預かり事業の保育内容(120分)
*一時預かり事業の運営(60分)
*一時預かり事業における保護者への対応
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受講者14名というアットホームな環境で1日目の講義を実施されました。

一時預かり保育事業とは・・・
保護者が家庭で子どもの世話をすることができない場合に、保育所や幼稚園、地域子育て支援拠点などで一時的に子どもを預かる事業です

一時預かりでは、子ども達との関係を形成することが大事ということを学びました。

◉一期一会
初めて会う子どもとの関係づくり
子どもの目線に立っていつもよばれている名前を読んだり
好きなおもちゃを用意したりして
楽しみのある関係性を構築すると良いですね、とお話がありました。

さあ、皆さん!
と呼びかけをするより名前を一人一人呼ぶことで
子供達と保育者との関係を良好にすると言われます
不安を安心に変える心遣いです

また、預ける保護者の方々は、我が子を預ける時に
あなたを一時預かりに預けてごめんね
(罪悪感を感じることなく)ではなく、
お迎え時のお母さんは
待っててくれてありがとう、という言葉で迎えてください、とお話がありました。

預けられる子どもの中には
保護者の方と離れて泣く子もいます

泣かないで・・・
なんて言わなくていいですよ

泣くことは悪いことですか
悪いことではありません
赤ちゃんはや子ども達は泣くという行為で言葉を発しているからです
そして、預けられて泣くのはお母さんとの良好な関係があるから
微笑ましい光景です

一時保育は、一発勝負です!
ありのままの子ども達、保護者を受け入れてくださいね、とお話がありました。

多様化する価値観、家庭の事情などありますが
支援員の皆さんが熱心に事例検討されている姿は頼もしかったです!


元高松短期大学 保育学科 山本幾代