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【開催報告】令和6年高松市放課後児童支援員認定資格研修 2日目

令和6年 高松市放課後児童支援員認定資格研修 2日目を
サンメッセ香川で開催いたしました。

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高松市放課後児童支援員認定資格研修 2日目
*子どもの発達理解
*児童期の生活と発達
*障害のある子どもの理解
*特に配慮を必要とする子どもの理解
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子どもたちと関わるうえで大切な、子どもの発達や障害のことについて学びました。

放課後児童クラブで関わる子どもたちは学童期にあたります。
学童期は子どもたちが自立しようとしている時期であり、その中でいろいろな葛藤をしています。支援員としてはその葛藤に一緒に向き合っていくことが求められます。

例えば、暴れたり騒いだりする、そのような姿にも必ず理由があります。
分からなかったり、困っていたり。背景に何があるのか、何を伝えようとしているのか
寄り添って探ってくれる大人の存在が子どもたちにとって重要です。

“一人ひとりを大切に丁寧に関わることが、子どもたちが大人を信じることにつながる”

目の前の子どもの発達を理解して大切に関わっていきたいと改めて感じることができました。




【開催報告】令和6年度香川県ライフデザイン講座事業 三木高校

香川県のライフデザイン講座事業は、県内の高校生が国家資格キャリアコンサルタントや助産師会の方から講義を受け、今後のライフデザインを考える機会を提供するものです。

9月26.27日、10月30日に三木高校の2年生約140名を対象に講座を開催しました。

今回は、90分授業のなかで、キャリアコンサルタントと香川県助産師会から直接講義を受けました。

まずは、キャリコンサルタントでもあるわははネットの副理事長小出からライフデザインについて、
自由に生き方を決められる時代だからこそ、自分の人生に責任が伴うこと。
そして、ライフデザインに正解はなく、大事なのは納得感があるかどうかであり、そのためには様々な知識を得て、自分がどうしたいかを考えていくことをしてほしい。
と伝えられました。



そして、その知識の一つとして妊娠・出産について香川県助産師会の方にお話しいただきました。
男女ともに年齢や生活習慣が妊娠する力に関係していること、特に35歳を過ぎると妊娠しにくくなるため、子どもを産みたいと考えている場合には35歳までに第一子を出産することを考えてほしいとお話がありました。
そして、人生はどのように転機が訪れるわからないため、現時点では子どもは産まないと思っていたとしても、自分自身の身体を大事にこれからの生活を送ってほしいと伝えられました。



助産師会からの話を受けて、改めてライフデザインはどのようにしていくものかキャリアコンサルタントから話があり、そして具体的に20年後の自分について考えるタイムマシンワークを行いました。

講座を受けた生徒からは、「子どもは産まないと思っていたけれど、ワークではなぜか子どもがいる話をしていて、びっくりした!」という声も聞かれ、専門職から話を聞き、また自身の未来を想像して友達と話をすることで、自分がどのようになりたいか、何を望んでいるのか少し見えてきた様子でした。

「ライフデザインの第一歩として、まずは色んな人の声を聞いて、知ること。そして、考えてみることが大事です。」と小出から高校生へエールが送られました。

部活や勉強など、目の前のことに夢中で先の未来を考えるのは難しいことだと感じている高校生も多いと思いますが、本講座を受けて、ライフデザインすることを身近に感じてもらいたいと思います。



【開催報告】令和6年度 香川県子育て支援員研修 地域保育コース 地域型保育1日目

令和6年度 香川県子育て支援員研修
地域型保育が、香川県文書館で実施されました。

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【地域型保育 1日目】
*地域型保育の概要 9:30~10:30(60分)
*地域型保育の保育内容10:35~12:35(120分)
*地域型保育の運営13:35~14:35(60分)
*地域型保育における保護者への対応(90分)
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地域型保育1日目は
元高松短期大学 准教授の山本先生に1日講義をしていただきました。
先生の優しい声で絵本の読み聞かせが始まり
絵本に込められている作者の想い、読み取る側の気持ちなどを教えて頂き
会場は優しい空気に包まれました

絵本
大人は深読みをして解釈を深めていくが
子供たちは読みっぱなしで良い
説明することもなく
どうだったと質問することもない

子ども達はいろいろなことを心の中で思っているから

子どもがもう一回と言えば
読んであげる
子どもが理解するために必要な回数を読んであげる

子ども達は何年、何十年と時間をかけて理解をしていきます

大人になった私たちにとっても
絵本を読んでもらうということが
こんなにも心地が良いものかと改めて感じました

今、向き合っている子どもたちが
いつか小さい頃に読んでもらった本を手に取して
あの時の雰囲気、声、表情、一緒に読んでくれた人を思い出して
懐かしく幸せな気持ちになってくれる瞬間があれば素晴らしいと思います




【開催報告】令和6年度男性の家事・育児推進事業「パパの家事スキルアップ講座『パッククッキング』」in高松大学

10月11日(金)に高松大学で令和6年度男性の家事・育児推進事業「パパの家事スキルアップ講座『パッククッキング』」を開催いたしました。

参加してくださったのは、高松大学発達科学部の学生の皆さん。
講師には、パッククッキング協会の池田奈央さんをお招きしました。



パッククッキングは将来、結婚生活を送ったり育児をしたりする時はもちろん、防災時や普段の生活にも活かすことができる調理方法です。

池田さんから行程を説明していただき、学生さんたちはグループで協力しながら、食材を耐熱袋の中に入れていきます。あっという間に、下準備が完了し湯煎の段階へ。



湯煎の時間を使って家事や、家事シェアについて考えました。
ワークをしていくなかで、料理ひとつをとっても必要な行程が多いことが分かってきました。自分のグループで出た意見を積極的に共有する学生さんの姿もあり、家事をするときにもその順序や着眼点などが人によって違っていることを認識できたと思います。

結婚生活や子育てでは違った価値観を擦り合わせながら行うことが必要になり、その中での家事シェアとはコミュニケーションを多くとっていくことでそれぞれの形ができていくもの、しっかり話し合ってほしいと伝えられました。



ワークをしている間にいい香りが漂い、お料理の完成が完成しました。
学生さんたちは盛り付けにもこだわり、完成したお料理をおいしくいただきます。
「洗い物も少なく、一度に数品の料理ができることに驚いた」
「1つのスキルとしてパッククッキングを身につけたい」
という学生さんからの声も聞かれました。




現代の社会では、性別に関わらず家事や育児を共にしていくことが求められています。
まずは、料理の観点からパッククッキングを通して、料理に対する抵抗感を軽減させ今の生活から将来の生活まで役立つ知識として、本講座が学生の皆さんにとっての力になることを願います。
ご参加くださった学生の皆さん、ありがとうございました。


【開催報告】令和6年度香川県ライフデザイン講座事業 高松桜井高校

香川県のライフデザイン講座事業は、県内の高校生が国家資格キャリアコンサルタントや助産師会の方から講義を受け、今後のライフデザインを考える機会を提供するものです。

10月に高松桜井高校の1年生約270名を対象に講座を開催しました。
今回は、キャリアコンサルタントと助産師会がそれぞれ50分、2回に分けて行われました。


1回目は、キャリコンサルタントでもあるわははネットの副理事長小出の講座です。
“ライフデザイン”とは、どんな人生を送りたいか、理想の人生をイメージすること、多様な生き方がある中で自ら選択し進んでいくこと、そして自分の幸せを追求するライフデザインを描くことは何歳になっても大事であると伝えられます。
その一つとして、結婚・妊娠・出産があり、それぞれが望む人生設計に合わせて自らが意思決定をすることができると話がありました。

高校に入学して半年が経ち、文理選択などの進路の決定に悩む1年生にとって、結婚や出産などはまだまだ遠い未来の話とこれまで考える機会はあまりなかったかもしれません。
小出から、「目先のことに迷い悩むときは少しだけ先のことを考えてみましょう。そうすると、今どのように行動をしたら良いかが見えてくると思います。また、自分が信じて決めた道でも違っていたら路線変更すれば良いのです。ライフデザインは修正も変更も可能です。ありたい姿を描いて、解像度を上げていくことをしてみてください。」と伝えられると、生徒たちの表情も明るくなったように感じました。




2回目は、香川県助産師会の講座です。
テーマは「いのちをつなぐからだの仕組み」
ライフデザインを考えるうえで、高校生に知っておいてほしい妊娠や出産、そして育児の知識について話をしていただきました。

“妊孕性”“プレコンセプションケア”について、
妊孕力とは、妊娠するために必要な能力で年齢と共に低下していくもの。
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠を考えながら自分の生活や健康に向き合うこと。

ライフステージと生殖機能について、妊娠を希望するときや避けたいときはどのように行動するべきか、そして男性も女性も年齢が上がるほど生殖機能は低下していくため、子どもを産みたいと考える場合にはそれを踏まえて若いうちから行動をしていくことの重要性を教えていただきました。
そして、からだの仕組みを踏まえて、互いを尊重しあえるようなパートナーシップを築いてほしいと伝えられました。



今回の講座では、キャリアコンサルタントと助産師会で2回に分けて実施をしたため、ライフデザインをどのように考えたら良いのか、また考える上で知っておきたいからだの知識についてより具体的に学ぶ機会となったのではないかと思います。
人生の岐路で悩んだときに、考えて答えを出す、そのためにたくさんの知識を身に付けていってほしいと感じました。