令和3年9月24日(金)を皮切りに毎月1回、4回連続講座の『令和3年度香川県女性リーダー養成講座』が、先日無事全4回を終えることができました。
9月24日(金)
第1回『SDGs視点で求められる男女共同参画基礎知識と女性リーダーへの期待』中野洋恵さん
県内の新型コロナウイルスの感染状況により急遽講師、受講生共にオンライン開催となった第1回。
独立行政法人国立女性教育会館客員研究員の中野さんに講義していただいた。
日本のジェンダーギャップ指数についてやコロナ禍の影響など、日本と世界を比較したり、日本の現状を様々なデータとともにお話いただいた。
10月20日(水)
第2回『組織の中で女性がリーダーシップを発揮できる環境を整えるには』渥美由喜さん
講師が県外在住の為、講師はオンライン、受講生は会場での開催となった第2回。
内閣府地域働き方改革支援チーム委員の渥美さんに講義していただいた。
コロナ禍で、大きく変わった働き方。テレワークで表出した課題やダイバーシティ推進のメリットなど15年以上に渡りワークライフバランスの研究に取り組んでいる渥美さんの視点から職場のチーム力を高めるための手法や今後評価されるマネジメントなどをお話いただいた。
11月8日(月)
第3回『女性のリーダーシップ・マネジメント力向上スキルアップ講座』谷益美さん
今回初めて講師、受講生共に会場に集まり開催することができた第3回。
コーチ・ファシリテーターで株式会社ONDOの代表である谷益美さんに講義していただいた。
『あなたはリーダーですか?』という問いから始まり、2~3人のグループで話し合い色々な意見が出ていた。
また、「”リーダー”と”リーダーシップ”は違う」ということや、ソーシャルスタイル診断で各々が自分のリーダーのタイプを知ったりと自分自身を改めて見つめなおす良い機会となった。
12月2日(木)
第4回『県内の女性リーダーを囲んで、リーダーシップを学ぶ』
向井紀代さん(株式会社サンキ)、土手美恵さん(NPO法人どんぐりネットワーク)、古竹永津子さん(株式会社マキタ)
女性リーダー養成講座の最終回は県内の女性リーダーを囲んで、リーダーシップを学ぶということで、今回も講師、受講生共に会場で集まり開催した。
企業リーダーの向井さん、地域リーダーの土手さん、昨年度受講生代表の古竹さんの3名を囲んでそれぞれの苦悩や嬉しかったことなどをお話いただいた。受講生はそれぞれの話に頷いたり、メモを取ったり真剣に聞いていた。
アンケートでも「職種は違えど悩みは同じで心強く感じるとともに今後の職場での自分自身の働き方のアドバイスをいただけたと思います。」や「いろんな立場の人からいろんな視点で実際に職場であった、具体的な体験談やお話を聞くことができ、大変参考になった。こんな機会はなかなか持てないし、3人のお話すべて共感できることがたくさんあった。今はリーダーでない私はなかなか頭をリーダーとは?に具体的に持っていくことが難しかったが、来年度からはこのお話を思い出し、自分も失敗を重ねながら成長していきたいと思った。」などの意見があった。
全4回の講座を通して、受講生が自分自身が望むリーダー像のヒントを見つけることができたのではないかと思います!
最後は県知事から修了証が手渡され、令和3年度女性リーダー養成講座は終了しました。
受講生の皆さん、お疲れさまでした!