讃岐おもちゃ美術館準備室

木育って何だ?!


こんにちは。理事長中橋です。

先日、NPO法人芸術と遊び創造協会(東京おもちゃ美術館)主催の木育インストラクター養成講座を受講してきました!

木育って何?って感じですが林野庁のサイトにはこう書かれています。

=====林野庁サイトから引用=====
「木育(もくいく) 」の取組は全国で広がっており、木のおもちゃに触れる体験や木工ワークショップ等を通じた木育活動や、それらを支える指導者の養成のほか、関係者間の情報共有やネットワーク構築等を促すイベントの開催など、様々な活動が行政や木材関連団体、NPO、企業等の幅広い連携により実施されています。
林野庁においても、子どもから大人までを対象に、木材や木製品との触れ合いを通じて木材への親しみや木の文化への理解を深めて、木材の良さや利用の意義を学んでもらうという観点から、木育の取組を推進しています。
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しかし私が勉強してきた木育はもっと奥が深い

私たちの暮らしを見つめなおすきっかであり、新たな人間関係を築き
・ヒトとヒト
・ヒトとコト
・ヒトと自然
・ヒトとモノ


を「つなぐ」ものが木育なんだ。。。って。

世界の森林率(国土面積に対する森林面積の割合)が世界2位の日本。
日本一面積の狭い香川県でも森林率は47%(そのうち26%が杉ヒノキ等の人工林)

日本は木に囲まれているのに、あまりに気に無頓着。森林の危機であり、それはすなわち暮らしの危機なんだということを知りました。
生活のために植えられた木たちがエネルギーが木炭から石油エネルギーに変わり森が放置され山がいたんでくると大雨などで土砂崩れになったり、手入れされずうっそうとした森には地面に光が届かず花が咲かず実が実らず動物たちも住みづらくなり…

そんな身近な森に目を向けず、安価で手軽な外国産の木を使うことでさらに身近な森がいたんでいく・・・

日本は住宅も家具も木でできていることが多いのにその木がどこから来たのか意識したことがない、、、なるほど!
ない、、、なるほど!

木でいろいろ想像し「今日は何する?」と創意工夫して自然の中で遊ぶ風景が原体験としてあれば子どもたちの暮らしはもっともっと豊かになるかもしれない

讃岐おもちゃ美術館は深い意味での木育拠点にもしたいなあ~としみじみ思いました

香川県にも塩江やまんのうなど木の里があります。
森につながる施設にしたい!心豊かな子どもたちが誕生するきっかけづくりがしたい、そんなことを思いながら木育インストラクターとしてもがんばるぞ~!